ベースアップデートとは、プログラムの検出エンジンの配信を効率化するために、過去のデータべースを最適化やパッキングした、通常よりもサイズの大きい検出エンジンのアップデートです。
ベースアップデートに関する詳細情報、実施内容は以下の通りです。
◆ ベースアップデートの対象となるプログラム
ベースアップデートは以下の各プログラム全バージョンが対象となります。
・ESET Endpoint Security
・ESET Endpoint アンチウイルス
・ESET Endpoint Security for macOS
・ESET Endpoint アンチウイルス for OS X
・ESET Endpoint アンチウイルス for Linux
・ESET Endpoint Security for Android
・ESET Server Security for Microsoft Windows Server
・ESET Server Security for Linux
・ESET Mail Security for Linux
・ESET Web Security for Linux
◆ ベースアップデート発生時の対応方法
大きいサイズの検出エンジンの配信に際して、特別な作業は必要ありません。
ただし、ダウンロードする検出エンジンのサイズが大きくなることにより、検出エンジンのダウンロードエラーや、ネットワークトラフィックの増加などの問題が一時的に発生する場合があります。これらの問題は、一般的には時間の経過とともに解決します。
セキュリティ管理ツールで管理している場合は、上記の現象を回避することが可能な手順を以下のWebページにご案内していますのでご参照ください。
◆ 検出エンジンのアップデートに失敗する場合の対応について
検出エンジンのアップデートに失敗している場合は、以下のWebページをご参照ください。
- ESET社のアップデートサーバーから検出エンジンのアップデートをしている場合はこちら
- ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをしている場合はこちら
◆ ベースアップデート実施内容
以下のいずれかに該当する場合は、小さいサイズの検出エンジンがダウンロードされます。
- インターネットから直接検出エンジンをダウンロードしており、かつベースアップデートが実施される約4日以内に検出エンジンのアップデートが完了している場合
- 以下のプログラム、または、ツールにて作成したミラーサーバーから検出エンジンをアップデートしており、かつベースアップデートが実施される約4日以内に検出エンジンのアップデートが完了している場合
・ESET Server Security for Microsoft Windows Server
・ESET Endpoint Security
・ESET Endpoint アンチウイルス
・ミラーツール
以下のいずれかに該当する場合は、最大サイズの検出エンジンがダウンロードされます。
- ベースアップデートの実施される以前に、4日間程度検出エンジンをアップデートしていない場合
- ミラーサーバーを作成しているESET製品が検出エンジンをアップデートする場合
- 以下のプログラムにて作成したミラーサーバーから検出エンジンをアップデートする場合
・ESET Mail Security for Linux
・ESET Web Security for Linux