個人のお客さま
法人のお客さま
サポート
サポート情報 (個人向け / 法人向け製品)
文字サイズ変更
S
M
L
サポート情報
>
法人向けサーバー・クライアント用製品 カテゴリー一覧
>
機能・仕様・操作手順
>
セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップ、および、リストアする手順について
戻る
No : 14287
公開日時 : 2022/09/27 15:18
印刷
セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップ、および、リストアする手順について
カテゴリー :
サポート情報
>
法人向けサーバー・クライアント用製品 カテゴリー一覧
>
機能・仕様・操作手順
サポート情報
>
法人向けゲートウェイ製品 カテゴリー一覧
>
機能・仕様
サポート情報
>
法人向けサーバー・クライアント用製品 カテゴリー一覧
>
管理ツール
回答
セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップ、および、リストアする手順は以下の通りです。
◆ 対象プログラム
ESET PROTECT V8.x
ESET Security Management Center V7.x
ESET Remote Administrator V6.x
◆ バックアップ手順
Microsoft SQL Server 2008 R2 / 2012 / 2014 / 2016 / 2017 / 2019 の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのバックアップをおこなう前に、セキュリティ管理ツールのサービスを停止します。
なお、既にサービスを停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧から以下のサービスをダブルクリックしてプロパティを開きます。
< ESET PROTECT の場合 >
ESET PROTECT Server
ESET PROTECT Mobile Device Connector(※)
< ESET Security Management Center の場合 >
ESET Security Management Center Server
ESET Security Management Center Mobile Device Connector(※)
< ESET Remote Administrator の場合 >
ESET Remote Administrator Server
ESET Remote Administrator Mobile Device Connector(※)
※ Mobile Device Connector をインストールしている場合
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[停止]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
手順2に記載のサービスすべてに対して、手順2~4を実施します。
Step.2 データベースのバックアップ
Sqlcmdコマンドを実行し、データベースのバックアップをおこなってください。
※ 以下の手順では、オールインワンインストーラーでインストールした環境を前提としています。
※ バックアップする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「任意の出力先」
に変更してください。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
Sqlcmdコマンドを入力し、セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップしてください。
Sqlcmd -S localhost\ERASQL -E -Q "BACKUP DATABASE
ERA_DB
TO DISK = '
C:\backup\ERA_DB.bak
'"
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをバックアップしてください。
Sqlcmd -S localhost\ERASQL -E -Q "BACKUP DATABASE
ERA_MDM_DB
TO DISK = '
C:\backup\ERA_MDM_DB.bak
'"
バックアップが完了したら、コマンドプロンプトを閉じてください。
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのバックアップが完了したら、セキュリティ管理ツールのサービスを起動します。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧からStep.1で停止したサービスをダブルクリックします。
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[開始]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
Step.1で停止したサービスすべてを開始するまで、手順2~4を繰り返します。
MySQL 5.5 / 5.6 / 5.7 / 8.0 の場合
ご利用の環境に合わせて、以下よりバックアップ手順をご確認ください。
Windows の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのバックアップをおこなう前に、セキュリティ管理ツールを停止します。
なお、既に停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧から以下のサービスをダブルクリックしてプロパティを開きます。
< ESET PROTECT の場合 >
ESET PROTECT Server
ESET PROTECT Mobile Device Connector(※)
< ESET Security Management Center の場合 >
ESET Security Management Center Server
ESET Security Management Center Mobile Device Connector(※)
< ESET Remote Administrator の場合 >
ESET Remote Administrator Server
ESET Remote Administrator Mobile Device Connector(※)
※ Mobile Device Connector をインストールしている場合
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[停止]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
手順2に記載のサービスすべてに対して、手順2~4を実施します。
Step.2 データベースのバックアップ
mysqldumpコマンドを実行し、データベースをバックアップしてください。
※ コマンドを実行すると、MySQL の root ユーザーのパスワード入力を要求されます。
※ バックアップする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「任意の出力先」
に変更してください。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
以下のコマンドを実行し、PATH環境変数に
mysqldumpコマンドのパス
を追加してください。
SET PATH=%PATH%;
mysqldumpコマンドのパス
実行例
SET PATH=%PATH%;
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.7\bin
mysqldumpコマンドのパスの確認方法
mysqldumpコマンドは、MySQLサービスの実行ファイル「mysqld.exe」と同じ場所にあります。
以下のコマンドを実行し、「mysqld.exe」のパスをご確認ください。
wmic process where "name='mysqld.exe'" get ExecutablePath
mysqldumpコマンドを入力し、セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップしてください。
mysqldump --host 127.0.0.1 --disable-keys --extended-insert --routines -u root -p
era_db
>
C:\backup\era_db.dump
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをバックアップしてください。
mysqldump --host 127.0.0.1 --disable-keys --extended-insert --routines -u root -p
era_mdm_db
>
C:\backup\era_mdm_db.dump
バックアップが完了したら、コマンドプロンプトを閉じてください。
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのバックアップが完了したら、Step.1で停止したセキュリティ管理ツールを起動します。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧からStep.1で停止したサービスをダブルクリックします。
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[開始]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
Step.1で停止したサービスすべてを開始するまで、手順2~4を繰り返します。
Linux の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのバックアップをおこなう前に、セキュリティ管理ツールを停止します。
なお、既に停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
以下のコマンドを実行し、セキュリティ管理ツールのデーモンを停止してください。
※ コマンドを実行すると、root ユーザーのパスワード入力を要求される場合があります。
sudo systemctl stop eraserver
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、以下のコマンドで Mobile Device Connector のデーモンを停止してください。
sudo systemctl stop eramdmcore
Step.2 データベースのバックアップ
以下のコマンドを実行し、データベースをバックアップしてください。
※ コマンドを実行すると、MySQL の root ユーザーのパスワード入力を要求されます。
※ バックアップする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「任意の出力先」
に変更してください。
セキュリティ管理ツールのデータベースをバックアップしてください。
mysqldump --host 127.0.0.1 --disable-keys --extended-insert --routines -u root -p
era_db
>
/var/tmp/era_db.dump
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをバックアップしてください。
mysqldump --host 127.0.0.1 --disable-keys --extended-insert --routines -u root -p
era_mdm_db
>
/var/tmp/era_mdm_db.dump
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのバックアップが完了したら、Step.1で停止したセキュリティ管理ツールを起動します。
以下のコマンドを実行し、セキュリティ管理ツールのデーモンを起動してください。
※ コマンドを実行すると、root ユーザーのパスワード入力を要求される場合があります。
sudo systemctl start eraserver
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、以下のコマンドで Mobile Device Connector のデーモンを起動してください。
sudo systemctl start eramdmcore
◆ リストア手順
Microsoft SQL Server 2008 R2 / 2012 / 2014 / 2016 / 2017 / 2019 の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのリストアをおこなう前に、セキュリティ管理ツールのサービスを停止します。
なお、既にサービスを停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧から以下のサービスをダブルクリックしてプロパティを開きます。
< ESET PROTECT の場合 >
ESET PROTECT Server
ESET PROTECT Mobile Device Connector(※)
< ESET Security Management Center 場合 >
ESET Security Management Center Server
ESET Security Management Center Mobile Device Connector(※)
< ESET Remote Administrator の場合 >
ESET Remote Administrator Server
ESET Remote Administrator Mobile Device Connector(※)
※ Mobile Device Connector をインストールしている場合
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[停止]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
手順2に記載のサービスすべてに対して、手順2~4を実施します。
Step.2 データベースのリストア
以下のコマンドを実行し、データベースのリストアをおこなってください。
※ 以下の手順では、オールインワンインストーラーでインストールした環境を前提としています。
※ リストアする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「
バックアップファイルのパス
」
に変更してください。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
Sqlcmdコマンドを入力し、セキュリティ管理ツールのデータベースをリストアしてください。
Sqlcmd -S localhost\ERASQL -E -Q "RESTORE DATABASE
ERA_DB
FROM DISK = '
C:\backup\ERA_DB.bak
'"
また、Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをリストアしてください。
Sqlcmd -S localhost\ERASQL -E -Q "RESTORE DATABASE
ERA_MDM_DB
FROM DISK = '
C:\backup\ERA_MDM_DB.bak
'"
リストアが完了したら、コマンドプロンプトを閉じてください。
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのリストアが完了したら、セキュリティ管理ツールのサービスを起動します。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧からStep.1で停止したサービスをダブルクリックします。
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[開始]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
Step.1で停止したサービスすべてを開始するまで、手順2~4を繰り返します。
MySQL 5.5 / 5.6 / 5.7 / 8.0 の場合
ご利用の環境に合わせて、以下よりリストア手順をご確認ください。
Windows の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのリストアをおこなう前に、セキュリティ管理ツールを停止します。
なお、既に停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧から以下のサービスをダブルクリックしてプロパティを開きます。
< ESET PROTECT の場合 >
ESET PROTECT Server
ESET PROTECT Mobile Device Connector(※)
< ESET Security Management Center の場合 >
ESET Security Management Center Server
ESET Security Management Center Mobile Device Connector(※)
< ESET Remote Administrator の場合 >
ESET Remote Administrator Server
ESET Remote Administrator Mobile Device Connector(※)
※ Mobile Device Connector をインストールしている場合
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[停止]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
手順2に記載のサービスすべてに対して、手順2~4を実施します。
Step.2 データベースのリストア
mysqlコマンドを実行し、データベースをリストアしてください。
※ コマンドを実行すると、MySQL の root ユーザーのパスワード入力を要求されます。
※ リストアする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「
バックアップファイルのパス
」
に変更してください。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
以下のコマンドを実行し、コマンドプロンプトの言語を「UTF-8」に変更してください。
chcp 65001
※ 必要に応じて、上記コマンド実行前に現在の言語情報を控えるなどの対応をご検討ください。
現在の言語情報は、引数なしのchcpコマンドを実行することで確認できます。
以下のコマンドを実行し、PATH環境変数に
mysqlコマンドのパス
を追加してください。
SET PATH=%PATH%;
mysqlコマンドのパス
実行例
SET PATH=%PATH%;
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.7\bin
mysqlコマンドのパスの確認方法
mysqlコマンドは、MySQLサービスの実行ファイル「mysqld.exe」と同じ場所にあります。
以下のコマンドを実行し、「mysqld.exe」のパスをご確認ください。
wmic process where "name='mysqld.exe'" get ExecutablePath
mysqlコマンドを入力し、セキュリティ管理ツールのデータベースをリストアしてください。
mysql --host 127.0.0.1 -u root -p
era_db
<
C:\backup\era_db.dump
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをリストアしてください。
mysql --host 127.0.0.1 -u root -p
era_mdm_db
<
C:\backup\era_mdm_db.dump
リストアが完了したら、コマンドプロンプトを閉じてください。
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのリストアが完了したら、Step.1で停止したセキュリティ管理ツールを起動します。
Windows の[スタート]メニューより[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]→[サービス]を選択して、開きます。
サービス一覧からStep.1で停止したサービスをダブルクリックします。
[(サービス名)のプロパティ]ウインドウにて、[開始]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして[(サービス名)のプロパティ]ウインドウを閉じます。
Step.1で停止したサービスすべてを開始するまで、手順2~4を繰り返します。
Linux の場合
Step.1 セキュリティ管理ツールの停止
データベースのリストアをおこなう前に、セキュリティ管理ツールを停止します。
なお、既に停止されている場合は、本手順を実施せず
Step.2
をご確認ください。
以下のコマンドを実行し、セキュリティ管理ツールのデーモンを停止してください。
※ コマンドを実行すると、root ユーザーのパスワード入力を要求される場合があります。
sudo systemctl stop eraserver
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、以下のコマンドで Mobile Device Connector のデーモンを停止してください。
sudo systemctl stop eramdmcore
Step.2 データベースのリストア
mysqlコマンドを実行し、データベースをリストアしてください。
※ コマンドを実行すると、MySQL の root ユーザーのパスワード入力を要求されます。
※ リストアする際、以下のコマンド内にある太字はお客さまの環境に合わせて
「データベース名」「
バックアップファイルのパス
」
に変更してください。
セキュリティ管理ツールのデータベースをリストアしてください。
mysql --host 127.0.0.1 -u root -p
era_db
<
/var/tmp/era_db.dump
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、Mobile Device Connector のデータベースをリストアしてください。
mysql --host 127.0.0.1 -u root -p
era_mdm_db
<
/var/tmp/era_mdm_db.dump
Step.3 セキュリティ管理ツールの起動
データベースのリストアが完了したら、Step.1で停止したセキュリティ管理ツールを起動します。
以下のコマンドを実行し、セキュリティ管理ツールのデーモンを起動してください。
※ コマンドを実行すると、root ユーザーのパスワード入力を要求される場合があります。
sudo systemctl start eraserver
Mobile Device Connector をインストールしている場合は、以下のコマンドで Mobile Device Connector のデーモンを起動してください。
sudo systemctl start eramdmcore
ヒント
設定・ログ・レポートの情報などのデータをフルバックアップする手順、および、バックアップデータをリストアする手順は
こちら
をご参照ください。
プログラム
ESET Remote Administrator, ESET Security Management Center, ESET PROTECT
プラットフォーム(OS)
Windows Server, Linux Server
【 より良いサポート情報のご提供のため、アンケートにご協力ください! 】このQ&Aは役に立ちましたか?
役に立った
役に立たなかった
役に立ったが、わかりづらかった
ご意見・ご感想をお寄せください。
引き続きサポート情報をご覧になる場合は・・・
以下よりご利用の製品を選択して、各製品専用のサポート情報サイトをご利用ください。
個人向け製品
法人向けサーバー・クライアント用製品
法人向けサーバー専用製品
法人向けゲートウェイ製品
法人向けクライアント専用製品
法人向け暗号化製品
TOPへ