SQLサーバーに Windows Server向けクライアント用プログラムをインストールする場合、以下の手順で検査対象からSQLサーバーの実行ファイル、および、拡張子を除外してください。
< 実行ファイルの除外設定 >
- 画面右下の通知領域内にあるESET製品のアイコンをダブルクリックします。
- [設定]→[詳細設定]ボタンをクリックして、設定ウインドウを開きます。
- [検出エンジン]→[リアルタイムファイルシステム保護]→[基本]→[検査対象外とするプロセス]の[編集]をクリックします。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [除外の追加]画面が表示されるので、以下のSQLサーバーの実行ファイルを指定して[OK]ボタンをクリックします。
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%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\<Instance_ID>.<インスタンス名>\MSSQL\Binn\SQLServr.exe
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%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\<Instance_ID>.<インスタンス名>\Reporting
Services\ReportServer\Bin\ReportingServicesService.exe
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%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\<Instance_ID>.<インスタンス名>\OLAP\Bin\MSMDSrv.exe
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%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\1xx\Shared\SQLDumper.exe
- リストに手順5で設定した実行ファイルのパスが表示されていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
- SQLサーバーのオプション機能をご利用の場合は、[検査対象外とするファイルおよびフォルダーパス]の[編集]をクリックします。
- [追加]ボタンをクリックします。
- [除外の追加]画面が表示されます。
[タイプ]に「パスを除外」、[パス]に以下のフォルダーパスを指定し、[OK]ボタンをクリックします。
- リストに手順9で設定したフォルダーパスが表示されていることを確認して、[保存]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックして、設定ウインドウを閉じます。
< 拡張子の除外設定 >
Windows Server向けクライアント用プログラムをSQLサーバーにインストールした場合、自動除外設定により以下の拡張子が自動的に除外設定されています。
なお、SQL Server Profiler をご利用の場合は、拡張子「TRC」の除外を追加する必要があります。
拡張子の除外設定方法は以下のとおりです。
- 画面右下の通知領域内にあるESET製品のアイコンをダブルクリックします。
- [設定]→[詳細設定]ボタンをクリックして、設定ウインドウを開きます。
- [検出エンジン]→[リアルタイムファイルシステム検査]→[THREATSENSEパラメータ]と展開して[検査対象外とするファイル拡張子]の[編集]をクリックします。
- [追加]ボタンをクリックして、入力欄に「TRC」を入力して[OK]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックして、[検査対象外とするファイル拡張子]画面を閉じます。
- [OK]ボタンをクリックして、設定ウインドウを閉じます。
ヒント
SQLサーバーに Windows Server向けクライアント用プログラムをインストールすると、サーバーのパフォーマンスが低下する場合があります。
本現象は、ESET製品の検査対象からSQLサーバーの実行ファイル、および、拡張子を除外することで防ぐことができます。