以下の手順で、Windows Server 向けクライアント用プログラムの自動除外設定をおこなうことができます。
■ 自動除外設定とは?
サーバーOSにWindows Server 向けクライアント用プログラムをインストールすると、他のアプリケーションとの干渉により、サーバーのパフォーマンスが低下する場合があります。
本機能では、ESET製品のウイルス検査の対象となることでサーバーのパフォーマンス低下に繋がるアプリケーションがインストールされているかどうかを自動的に識別し、インストールされている場合は、ウイルス検査の除外対象に追加します。
※ V11 以降より、昇格された権限アカウントの設定ができるようになりました。機能の詳細については
こちらをご参考ください。
■ 自動除外設定対応アプリケーション
自動除外の設定対象のアプリケーションは、以下の通りです。
- Microsoft Windows Server
- Microsoft SQL Server
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft SharePoint
- Microsoft ISA Server
- Microsoft Forefront Threat Management Gateway
- Microsoft Internet Information Services
- Microsoft Hyper-V
- IBM Domino
- Kerio Connect
- Kerio Control
- Microsoft Lync / Skype for Business Server
- Microsoft Lync / Skype for Business Serverファイル共有
- ファイル共有監視
■ 自動除外設定の設定手順
本機能で特定のアプリケーションに対して有効、または、無効の設定をおこなう場合は、以下の手順をご参照ください。
なお、本機能は、既定で有効の設定になっています。
- 画面右下の通知領域にあるESET製品のアイコンをダブルクリックして、基本画面を開きます。
- [設定]→[詳細設定]ボタンをクリックして、設定ウインドウを開きます。
- [検出エンジン]→[自動除外]をクリックし[自動除外を有効にする]の設定が有効になっていることを確認します。設定が無効になっている場合は、チェックボックスをクリックして、有効に設定します。
- サーバー端末にインストールされているアプリケーションの中から、自動除外設定で除外が可能なアプリケーションが[自動除外を有効にするアプリケーション/サーバー]欄に表示されます。
アプリケーションの右横にあるチェックボックスをクリックして、設定の有効、または、無効を設定します。
- [OK]ボタンをクリックして、設定ウインドウを閉じます。