ミラーツールを利用してミラーサーバーを構築している環境で、ミラーサーバー自身が検出エンジンのアップデートに失敗している場合は、以下の手順にてご対応ください。
Step.1 設定を確認する
ミラーサーバーを利用するのに必要な以下の環境・設定が整っているかご確認ください。
Step.2 ミラーフォルダーを再作成する
何らかの原因により、ミラーフォルダーが破損している可能性があります。以下の手順にて、ミラーフォルダーを再作成してください。
- 「mirror」フォルダー配下にあるすべてのファイルを削除します。
※ Windows Server環境でIISにてミラー機能をご利用のお客さまは、フォルダー内にある"web.config"ファイルは削除しないようにご注意ください。
"web.config"ファイルはIISの設定ファイルとなりますので、削除した場合、各クライアントからのアップデートができなくなる可能性があります。
※ 弊社Webページでご案内している手順では、「mirror」フォルダーは既定で以下のフォルダーパスになります。
Windows Server でご利用の場合
C:\ESETMirror\Win32\i686\mirror
C:\ESETMirror\Win32\mirror
Linux Server(64bit)でご利用の場合
/opt/ESETMirror/x86_64/mirror
Linux Server(32bit)でご利用の場合
/opt/ESETMirror/i686/mirror
- ミラーツールでのミラーサーバー構築手順をおこなう際に作成したBATファイル「mirror.bat」、または、シェルスクリプト「mirror.sh」を実行して、ミラーサーバー用の検出エンジンを再度作成します。
なお、BATファイル「mirror.bat」、または、シェルスクリプト「mirror.sh」を定期的に自動で実行するように設定している場合は、設定された時間にファイルが実行されるため、手動で実行する必要はありません。
※ 検出エンジンの作成には時間がかかります。
- 再度ミラーフォルダーが正しく作成されているかどうか確認します。
[Q&A]ミラーフォルダーが正しく作成されているか確認するには?
※ 回線によっては多少時間がかかることがありますので、作成されていない場合は時間をおいて確認してください。
- クライアント端末で検出エンジンのアップデートをおこなってください。
ヒント
- クライアント端末が検出エンジンのアップデートに失敗している場合は、こちらをご参照ください。
- 次年度更新後にオフラインライセンスファイルの入れ替えをおこなっていない場合、次年度更新前の有効期限が過ぎた後、検出エンジンのアップデートができなくなります。該当されるお客さまは、こちらの手順に従い、オフラインライセンスファイルの入れ替えをおこなってください。