ESET File Security for Linux を利用してミラーサーバーを構築している環境で、ミラーサーバー自身がウイルス定義データベースのアップデートに失敗している場合は、下記の対応方法を実施してください。
※ クライアント端末がウイルス定義データベースのアップデートに失敗している場合は下記Webページをご参照ください。
<対応方法>
Step.1 設定を確認する
ミラーサーバーを利用するのに必要な以下の環境・設定が整っているかご確認ください。
Step.2 ミラーフォルダーを再作成する
何らかの原因により、ミラーフォルダーが破損している可能性があります。
以下の手順にて、ミラーフォルダーを再作成してください。
- 更新ファイルが保存された「updfiles」フォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。
※ 既定では以下のフォルダーになります。
/var/opt/eset/esets/lib/data/updfiles |
- ミラーファイルのコピー先のフォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。
※ 既定では以下のフォルダーになります。
/var/opt/eset/esets/lib/mirror |
- Webブラウザーから、Webインターフェースの画面を開きます。Webインターフェースへの接続方法は、下記を参考にしてください。
例:ESET File Security for Linux をインストールしたサーバーのIPアドレスが「192.168.1.2」、接続用のポート番号が「38000」の場合、以下のURLにアクセスします。
https://192.168.1.2:38000
- [Control]→[Update]とクリックし、[Update]ボタンをクリックします。
(※ 画面は ESET File Security for Linux V4.5 のものです。)
- 再度ミラーフォルダーが正しく作成されているかどうか確認します。
[Q&A]ミラーフォルダーが正しく作成されているか確認するには
※ 回線によっては多少時間がかかることがありますので、作成されていない場合は時間をおいて確認してください。
- クライアント端末でウイルス定義データベースのアップデートをおこなってください。