ESET Endpoint アンチウイルス V9.0.2032.7 から V9.0.2046.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V9.0.2032.7 から V9.0.2046.1)
以下の機能が追加されました。
- Windows 11 2022 Update(バージョン「22H2」)への対応【 2022.11.8 追加 】(※)
- Windows 10 2022 Update(バージョン「22H2」)への対応【 2022.11.8 追加 】(※)
※ OS側の変更により、プログラムのバージョンアップが必要になる場合があります。
■ 修正(V9.0.2032.7 から V9.0.2046.1)
以下の不具合が修正されました。
- 監査ログを復元すると「内部エラーが発生しました」と表示される
■ ご利用上の注意事項(V9.0.2046.1)
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- 自動アップデート機能のご利用について
仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
[Q&A]自動アップデート機能とは?
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートをおこなってください。
- 旧バージョンから上書きインストール後に表示されるアラートについて
[Q&A]Windows向けプログラムを上書きインストール後、「コンピューターを再起動する必要があります」などが表示される
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- ESET RMM(詳細設定画面→[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
- ミラーサーバーから検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください。
【 アップデート可能なプログラム対応表 】
なお、本資料には以下の内容が記載されています。
- 本バージョンの検出エンジン(ウイルス定義データベース)をアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム
※ オフライン環境などで利用する場合は、2022年1月11日より
ユーザーズサイトに公開している「Windows「バージョン9」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジン(ウイルス定義データベース)ファイルを使用できます。
■ 既知の不具合(V9.0.2046.1)
以下の不具合を確認しております。
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ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint アンチウイルス でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
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パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
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「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[ユーザーインターフェース]-[アラートとメッセージボックス]-[対話アラートのリスト]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
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デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても取り出せない
[設定]画面-[詳細設定]-[デバイスコントロール]- ルールの[編集]より、「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても「取り出し中にエラーが発生しました」のポップアップが表示されてメディアを取り出せません。
直接ドライブの取り出しボタンでメディアを取り出してください。仮想環境の場合は、仮想管理コンソールより取り出してください。
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設定ファイルのエクスポート / インポート時に、一部設定が含まれない
以下の設定が含まれません。
[設定]画面 -[詳細設定]-[ツール]-[診断]-[詳細ログ]-[Direct Cloud 詳細ログを有効にする]
【2022.12.20 追記】
本現象は、2022年12月20日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス V10.0.2034.1 で修正されました。
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セキュリティ管理ツールの上書きモードを使用していても、クライアント端末上で一部設定ができない
以下の設定ができません。
・[詳細設定]-[検索エンジン]-[除外]-[パフォーマンス除外]
・[詳細設定]-[検索エンジン]-[リアルタイムファイルシステム保護]-[基本]-[プロセスの除外]-[検索対象外とするプロセス]
・[詳細設定]-[検索エンジン]-[HIPS]-[基本]-[詳細動作検査]-[除外]
・[詳細設定]-[Webとメール]-[プロトコルフィルタリング]-[対象外のアプリケーション]
セキュリティ管理ツールからポリシーを適用した状態で、クライアント端末上でも設定をおこないたい場合は、
オンラインヘルプを参照し、「ローカルリストとリモートリストのマージ」機能をご利用ください。
【2022.09.08 追記】
本現象は、2022年9月8日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス V9.1.2057.1 で修正されました。
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プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能を使用して、V8 から本バージョンへバージョンアップすると、プログラムが起動しない場合がある
本現象が発生した場合は、OSの再起動をおこなってください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。