毎週、または、毎日実行するタスクスケジューラーで、タスクが実行されなかった場合の処理に[実行可能になり次第実行する]を選択していると、タスクが意図しないタイミングで実行される場合があります。
本現象は2020年8月3日より公開しております ESET Endpoint Security / ESET Endpoint アンチウイルス V7.3.2039.1 では修正されています。ユーザーズサイトより最新のプログラムをダウンロードのうえ、ご利用ください。 |
本現象の詳細については以下をご参照ください。
- ESET Endpoint Security V7.1
- ESET Endpoint アンチウイルス V7.1
- ESET File Security for Windows Server V7.1
スケジュールを毎週実行する場合と毎日実行する場合それぞれの、現象の発生例と原因は以下のとおりです。
< 現象の発生例 >
検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートを、スケジューラーの設定で[毎週火曜 9:00]に設定している場合に、タスクが8:00と9:00の2回実行される。
設定値 |
実行されたタスクのマーク
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タスクの実行 |
毎週火曜 9:00に実行 |
● |
タスクが実行されなかった場合の処理 |
実行可能になり次第実行する |
● |
< 原因 >
本現象は、[実行可能になり次第実行する]の設定が、前回タスクが実行されてから、167時間後(6日と23時間後)にタスクを実行することに起因しています。
本現象が発生している場合は、
回避策を実施してください。
< 現象の発生例 >
検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートを、スケジューラーの設定で[毎日 9:00]に設定している場合に、タスクが8:00に実行されたり、7:00と9:00の2回実行される。
設定値 |
実行されたタスクのマーク
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タスクの実行 |
毎日 9:00に実行(※) |
● |
タスクが実行されなかった場合の処理 |
実行可能になり次第実行する |
● |
(※)毎日実行するように設定したタスクは、前回実行時刻から1時間経過していない場合、本来のタスク実行時刻であっても実行されません。
< 原因 >
本現象は、[実行可能になり次第実行する]の設定が、前回タスクが実行されてから、23時間後にタスクを実行することに起因しています。
本現象が発生している場合は、
回避策を実施してください。
本現象が発生している場合は、以下の回避策を実施してください。