• No : 24249
  • 公開日時 : 2024/09/03 10:00
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ESET PROTECT の変更点 (V9.1.19.4 → V10.0.15.1)

回答

ESET PROTECT V9.1.19.4 から ESET PROTECT V10.0.15.1 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V9.1.19.4 から V10.0.15.1)
 
以下の機能が追加・強化されました。
  • 従来の Apache HTTP プロキシに代わるプロキシコンポーネントとして、ESET Bridge の提供を開始しました
     
  • ダークテーマを搭載しました
    右上のユーザー名をクリック→ユーザー設定画面より、テーマ設定のプルダウンリストから[ダークテーマ]を選択してください。
     
  • VDI環境を設定する場合、コンピューターのハードウェアフィンガープリントだけでなく、FQDNでもコンピューターIDを処理できるようになりました
    また、利便性向上のため、設定画面が一部変更されました。手順の詳細はこちら
     
  • Syslogのフォーマットに、CEFが追加されました
    [詳細]→[設定]→[詳細設定]→エクスポートされたログ形式のプルダウンから[CEF]の選択が可能です。
     
  • ソフトウェアインストールタスクの画面が一部変更されました
    手順の詳細はこちら
     
  • サーバーコンポーネントのポップアップ([クイックリンク]→[サーバーコンポーネント])に、Mobile Device Connector のサポート終了について表示されるようになりました
    本ポップアップは、新規インストール / バージョンアップ後の初回ログイン時に表示されます。
    なお、[これ以上表示しない]をクリックした場合、[クイックリンク]から[サーバーコンポーネント]メニューがなくなります。
    ※ Mobile Device Connector のサポート終了についての詳細は、こちら
     
  • ESET PROTECT の対応OSから、SUSE Linux Enterprise 12 / 15 がサポート対象外になりました
     
  • 通知やメニューなど、全体的に操作性と視認性を向上したデザインに刷新しました
     
  • ミラーツールを使用している場合、「ep10」フォルダーが作成されるようになりました
    「ep10」フォルダーを各クライアント用プログラムのアップデート先に指定した場合、Windows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできませんのでご注意ください。
 
修正(V9.1.19.4 から V10.0.15.1)
 
以下の不具合が修正されました。
  • ESET Inspect Server インストール時に、事前に作成した ESET Inspect 証明書を選択できない
 
■ ご利用上の注意事項(V10.0.15.1)
  • ESET Management エージェントの自動アップグレード機能については、以下のWebページをご確認ください
    [Q&A]ESET Management エージェント の自動アップグレード機能を有効、または、無効にするには?
     
  • オールインワンインストーラーを利用してバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください

  • 監査ログのレポートを生成するための権限について
     
    監査ログのレポートを生成するためには、ESET PROTECT Webコンソールにログインするユーザーに[監査ログ]の読み取り権限が必要です。

  • 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
     
    ESET PROTECT の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
    設定項目 設定内容
    検査されたサーバー
    (検査をおこなうクライアント端末を指定)
    Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーを指定
    検査対象 「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択
     
    Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
     
  • ESET PROTECT V10.0 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります
     
    HTTPS証明書はAppleで必要な条件を満たしていません

上記エラーが表示された場合は、管理する端末に合わせて以下の手順を実施してください。
  
iOS 13 ~ 16 を管理する場合
 
iOS 13 ~ 16 を管理しない場合
 
 
■ 既知の不具合(V10.0.15.1)
 
以下の不具合を確認しております。
  • スケジュールを利用してレポートを保存する際に、レポート名に特殊文字が含まれていると正常にレポートが保存されない【 修正済み 】

    レポート名に特殊文字(;*<>|\?)が含まれている場合、レポートが正常に保存されません。
    スケジュールを利用してレポートを保存する際は、特殊文字を使用しないでください。
     
    ※ 本現象は、2024年7月4日より公開しております ESET PROTECT on-prem V11.1.15.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
     
  • コンピューターを選択→[アップデート] → [ESET製品をアップデート]から、ESET Management エージェントとクライアント用プログラムを同時にバージョンアップするとバージョンアップに失敗する【 修正済み 】

    [ESET製品をアップデート]からバージョンアップを実施する場合は、ESET Management エージェントとクライアント用プログラムを同時にバージョンアップしないでください。
     

    ※ 本現象は、2024年7月4日より公開しております ESET PROTECT on-prem V11.1.15.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
     
  • ESET PROTECT V10.0 からiOS端末にポリシーを配布しても、一部のポリシーが適用されない

  • 以下の設定項目がポリシーでおこなえません。

    ・[制限 - アプリケーション]SAFARIオプション - Cookieの許可
     
  • ESET PROTECT V10.0 から iOS端末にポリシーを配布しても、SafariのCookieの設定を正しく変更できない

    〇 ポリシーの設定箇所:[ESET MDM for iOS & iPadOS]-[制限]-[アプリケーション]-[SAFARIオプション]-[Cookieの許可]
     
    ESET PROTECT
    [Cookieの許可]の
    プルダウンリストの値
    iOS端末側
    [サイト越えトラッキングを防ぐ]の値
    iOS端末側
    [すべてのCookieをブロック]の値
    ESET PROTECT
    設定エクスポート値
    追加しない 有効(変更不可) 有効(変更不可) 追加しない
    現在のサイトから 有効(変更不可) 無効(変更可能) 常に
    アクセスしたサイトから 有効(変更不可) 無効(変更可能) アクセスしたサイトから
    常に 有効(変更可能) 無効(変更可能) 常に
     

  • ARM64プロセッサー搭載の端末に対して、「Log Collectorの実行」タスクを実行するとタスクが失敗する【 修正済み 】

    現在、Log Collector はARM64プロセッサーへ対応していません。
    ARM64プロセッサー搭載の端末でESET製品をご利用の場合は、手動でログ取得をお願いします。
    [Q&A]ログ取得プログラムを使用した各種ログの取得手順
     
    ※ 本現象は、2023年9月19日より公開しております ESET PROTECT V10.1.29.2 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
     
  • Mobile Device Connector と ESET LiveGuard Advanced を利用できるプログラムがインストールされている端末に対して ESET LiveGuard Advanced のアクティベーションをおこなうと、タスクの実行結果が「実行中」または「失敗」となる
     
    表示上の問題で ESET LiveGuard Advanced のアクティベーションは成功しており、ESET LiveGuard Advanced を問題なく利用できます。
     
  • サーバーログにエラーメッセージが大量に記録される【 修正済み 】

    Windows Server環境でご利用の場合、[C:\ProgramData\ESET\RemoteAdministrator\Server\EraServerApplicationData\Logs\trace.log]に以下のメッセージが大量に記録されます。
     
    < エラーメッセージ >
    Error: NetworkModule [Thread 2c7c]: Error reported by JobScheduler[Name:Dns job scheduler for network operation]. Error message is:Sending dns request failed with: ネットワークに到達できません。ネットワークのトラブルシューティングについては、Windows ヘルプを参照してください。

    本プログラムの機能については、問題ないことを確認しています。
※ 本現象は、2024年7月4日より公開しております ESET PROTECT on-prem V11.1.15.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
 
■ 既知の不具合(ミラーツール)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 2022年4月19日以降に提供開始のミラーツールで、V4 / V5 用のアップデートファイルが作成されない【 修正済み 】

    2022年4月19日以降に提供開始のミラーツールで V4 / V5 用のアップデートファイルを作成する際に、「--mirrorFileFormat」オプションを使用してDLLのみのアップデートファイルを作成しようとすると、以下のエラーが発生します。
    Error: Perform full mirror failed with error: File not found on server. Error code is: 8451 Error occured.

    「--mirrorFileFormat」オプションを使用してDLLのみの検出エンジンアップデートファイルを作成する場合は、「--excludedProducts」オプションで「v4」「v5」を除外してください。
     
    ※ 本現象は、2024年9月3日提供開始のミラーツールで修正されました。最新のミラーツールはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
 
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
 
プログラム
ESET PROTECT(オンプレミス版)
プラットフォーム(OS)
Windows Server, Linux Server