キヤノンITソリューションズ株式会社
サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
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  • 公開日時 : 2024/02/02 12:45
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セキュリティ管理ツールに搭載されているソフトウェアインストールタスクを使用して、クライアント用プログラムをリモートインストールするには?

回答

オンプレミス型セキュリティ管理ツールに含まれる Mobile Device Connector は、2023年12月31日でサポート終了となりました。今後も継続してAndroid端末を管理されるお客さまは、クラウド製品への切替を実施してください。詳細はこちらをご参照ください。
 
セキュリティ管理ツールに搭載されているソフトウェアインストールタスクを使用して、クライアント用プログラムをリモートインストールする手順は以下になります。
本手順を利用して、クライアント用プログラムのバージョンアップもおこなえます。

【 注意事項 】
  • 本手順をおこなうには、事前にクライアント端末に ESET Management エージェントがインストールされている必要があります。
    クライアント端末に ESET Management エージェントをインストールしていない場合は、こちらをご参照のうえ、インストールを実施してください。
    ※ Android環境の場合は、ESET Management エージェントのインストールは不要です。

  • クライアント用プログラムをインストールする際は、お客さまにて事前に他社製ウイルス対策ソフト(総合セキュリティソフトを含む)をクライアント端末からアンインストールする必要があります。こちらより手順をご確認ください。

  • 本手順において、Android向けクライアント用プログラムの新規インストールは実施できません。Android向けクライアント用プログラムを新規インストールする場合は、手動で実施してください。 

  • Android向けクライアント用プログラムのバージョンアップについて、Google Playからダウンロードしたプログラムをご利用の場合は、Google Play版でバージョンアップを実施します。ユーザーズサイトからダウンロードしたプログラムをご利用の場合は、Google Play 版を利用してのバージョンはできません。
 
【 事前準備 】
 
クライアント端末とセキュリティ管理ツールをインストールしているサーバーがインターネットに接続できる場合は、本手順をおこなわずに【 タスクの設定手順 】へ進んでください。
 
インターネットに接続できない場合は、ユーザーズサイトより、クライアント端末にリモートインストールするクライアント用プログラムをダウンロードします。
ダウンロードしたクライアント用プログラムは、ソフトウェアインストールタスクの実行時にクライアント端末側で参照するため、クライアント端末が接続可能なWebサーバーや共有フォルダーなどに保存しておきます。
 
※ 認証が必要となるURLは使用しないでください。
 
【 タスクの設定手順 】
  1. 以下の手順でセキュリティ管理ツールにログインします。
     
    クラウド型セキュリティ管理ツールの場合
     
    オンプレミス型セキュリティ管理ツールの場合
  1. [タスク]→[ESETセキュリティ製品]→[ソフトウェアインストール]→[新規作成]と展開して、[クライアントタスク]ボタンをクリックします。
  1. [基本]を展開し、任意の名前(例:リモートインストール)を入力します。
    ※ [説明]の入力は任意です。
  1. [設定]を展開し、クライアント端末にインストールするクライアント用プログラムを選択します。
     
    クライアント端末とセキュリティ管理ツールをインストールしているサーバーがインターネットに接続できる場合
     
    クライアント端末とセキュリティ管理ツールをインストールしているサーバーがインターネットに接続できない場合
  1. クラウド型セキュリティ管理ツール / オンプレミス型セキュリティ管理ツール V9.1 以降をご利用の場合のみ、本手順を実施します。
    手順4で[リポジトリからパッケージをインストール]を選択した場合、[最新バージョンのインストール]の設定を変更します。
    ※ 既定でチェックが入っています。
    ※ プログラムによっては表示されない場合がございます。
チェックが入ることで選択したバージョンではなく、リポジトリに公開されている最新バージョンがインストールされます。
旧バージョンをインストールする場合は、必ずチェックを外してください。

  1. [ESETライセンス]の[選択]または[ESETライセンスを選択]をクリックします。
  1. ライセンスの一覧より、クライアント端末で使用するライセンスを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

 
  1. [ESET LiveGuardのアクティベーション]が表示された場合は、必要に応じてチェックを入れます。
  1. [エンドユーザーライセンス契約に同意し、プライバシーポリシーを承諾します。]にチェックを入れます
  1. ESET LiveGrid®フィードバックシステムを有効にする場合は、[ESET LiveGrid®フィードバックシステムを有効にする(推奨)]にチェックを入れます。

 
  1. 望ましくない可能性があるアプリケーションの検出を有効にする場合は、[望ましくない可能性があるアプリケーションの検出を有効にする]にチェックを入れます。

 
  1. お客さまの運用方法に合わせて、[必要なときに自動的に再起動]の設定をします。
[必要なときに自動的に再起動]にチェックを入れた場合、クライアント用プログラムのインストール後に端末の再起動が必要なときに、ユーザーへの確認が無く強制的に再起動が実行されます。
ユーザーにて任意に端末の再起動を実施したい場合は、本チェックはいれないでください。

 
[必要なときに自動的に再起動]にチェックを入れた場合
 
  1. [終了]ボタンをクリックします。
  1. [クライアントタスクが作成されました。今すぐトリガーを追加しますか?]画面が表示されるので、[トリガーの作成]ボタンをクリックします。
  1. [新しいトリガーの追加]画面の[基本]項目が表示されるので、トリガーの説明を入力します。(任意)
  1. [対象]をクリックして、[ターゲットの追加]をクリックします。
 
  1. 以下よりご利用方法に合わせて手順を実施し、[OK]ボタンをクリックします。
  • コンピューターの追加をおこなう場合
[グループ]より、クライアント用プログラムをインストールしたいクライアント端末が登録してあるグループを選択し、該当するクライアント端末にチェックを入れます。
  • グループの追加をおこなう場合
[グループ]より、クライアント用プログラムをインストールしたいグループにチェックを入れます。
 
※ タスクを実行するとESET社のリポジトリからプログラムをダウンロードするため、同時に複数のコンピューターを指定するとネットワーク負荷がかかる可能性があります。
  1. [トリガー]項目を展開し、[トリガータイプ]よりタスクを実行するご希望のタイミングを選択します。
  1. [終了]ボタンをクリックして、タスクを実行します。
    ※ クライアント端末のリモート管理サーバーへの接続間隔が長い場合、タスクがクライアント端末に配布されるまでに時間を要する可能性がありますので、ご注意ください。
  1. タスクの進捗状況を確認します。[タスク]または[クライアントタスク]→[ESETセキュリティ製品]の[ソフトウェアインストール]より、実行したタスクをクリックして、[詳細を表示]を選択します。
  1. [実行]タブの[前回のステータス]に[完了]と表示されている場合は、タスクは完了しています。[実行中]と表示されている場合は、タスクが完了するまでお待ちください。
 
ヒント
セキュリティ管理ツールで管理可能なクライアント用プログラムについてはこちらをご参照ください。
 
 
プログラム
ESET PROTECT(オンプレミス版), ESET PROTECT(クラウド版)
プラットフォーム(OS)
Windows Server, Linux Server

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