ESET Smart Security Premium V12.2.30.0 から V13.0.24.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V12.2.30.0 から V13.0.24.0)
以下の対応が追加・強化されました。
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高度な機械学習機能による強力な保護
従来の多層防御に加え、最先端のセキュリティが導入されました。疑わしいサンプルがデバイス上で発見されると同時に分析を実行することで検出時間が短縮され、未知の脅威からデバイスを保護します。この機能は、エンドポイントのプログラムとESET社のクラウド環境の双方で提供されるため、オフライン環境でも解析が可能となり未知のマルウェアの検出率が向上しました。
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プログラムのアップグレード後に追加された新機能の通知
新しいプログラムバージョンにアップグレードすると、主要な機能と変更を通知するようになりました。
※ 新規インストール時には表示されません。
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ホームネットワーク保護機能の強化
従来のホームネットワーク保護機能を強化し、ネットワーク上のデバイス検出精度が向上しました。
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HIPS機能の強化
実行中のプロセスの一部をより徹底的に監視し、特定の種類の脅威の可視性が向上しました。
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フィッシング対策機能の強化
ホモグラフ攻撃に対する保護に基づいて改善されました。
銀行、PayPal、Appleなどのサイトに加えて、偽のニュースサイトが不当な評判を得るのを防ぐために、信頼されたメディアサイトも保護するようになりました。
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Secure Data 機能の改善
Secure Data で暗号化されたUSBメモリを、ESET Smart Security Premium 以外のESETプログラム(ESET Internet Security / ESET NOD32アンチウイルス )がインストールされた端末にて、パスワード認証することで秘匿領域にアクセス可能になりました。
※ ESET Smart Security Premium V12 でも、Secure Data が「1.0.19」にアップグレードすると同等の機能が提供されます。
■ 修正(V12.2.30.0 から V13.0.24.0)
以下の不具合が修正されました。
- Windows 7 / 8 / 8.1 環境をご利用の場合、コンピューターの検査にある[検査後のアクション]を[シャットダウン]にしても、検査後にシャットダウンされない
- ESET Smart Security Premium V12.2.30.0 を新規にインストールした環境で、Secure Data 機能を有効にすると、エラーが発生して機能を使用できない
- ESET Password Manager にアカウント情報を登録しているにも関わらず、Skype に自動でログインできない
■ ご利用上の注意事項(V13.0.24.0)
以下の注意事項があります。
- Windows 7 環境でのご利用について
本バージョンを Windows 7 環境でご利用いただく場合、インストールする前に、Service Pack 1 と最新の Windows Update を必ず適用してください。
■ 既知の不具合(V13.0.24.0)
以下の不具合を確認しております。
- 感染メールの件名に追加される文字列の不備【 2020.04.09 更新 】
以下設定項目にて日本語を件名として設定すると、件名が正しく表示されません。
詳細設定→[WEBとメール]→[電子メールクライアント保護]→[警告と通知]→[感染メールの件名に追加する目印のテンプレート]
※ 本不具合は ESET Smart Security Premium V13.1.16.0 にて修正されました。最新プログラムへのバージョンアップについてはこちらをご確認ください。
- ESET CMD で高度なECMDコマンドを有効にした場合、設定のエクスポート以外のコマンドが実行できない
ESET CMD の[高度なECMDコマンドを有効にする]を有効にした場合に、コマンドにて設定のエクスポートはできますが、その他のコマンド(設定のインポートなど)は実行できない現象を確認しております。
- 自己防衛機能が有効な一部環境で、ESET製品の設定変更ができない
一部の64bit OSの環境で、本製品の「自己防衛機能」が有効な場合に、本製品の設定変更が保存されない場合があります。
現象が発生する場合は、本製品を一度アンインストールしてから、再度インストールしてください。
再インストール後も本現象が解消されない場合は、自己防衛機能を無効に変更した後、ESET製品の設定変更をおこなってください。
なお、ESET製品の設定変更が完了したら、自己防衛機能を有効に戻してください。
自己防衛機能の設定変更手順は、以下のWebページをご確認ください。
[Q&A]HIPS機能、および、自己防衛機能を有効 / 無効にするには?
- ネットワーク共有上からプログラムなどを直接実行することができない場合の対処について
サーバー側とクライアント側の両方に本製品を含むウイルス対策ソフトウェアが導入されている場合、共有された実行ファイルを利用する際に、サーバー側とクライアント側の両方の保護機能によってファイルが重複監視されるため、ファイルを実行できない場合があります。
本現象が発生する場合は、以下のWebページを参考に、クライアント側にインストールされた本製品のリアルタイム検査設定で、ネットワークドライブの検査を無効にしてください。
[Q&A]ネットワークドライブの除外設定手順
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。