Windows向けクライアント用プログラムで報告されている脆弱性(CVE-2024-7400)への対応についてご案内いたします。
本脆弱性の詳細は以下の通りです。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、修正モジュールを適用していただきますようお願いします。
◆ 脆弱性の対象となる製品
◇ 個人向け製品
- ESET HOME セキュリティ アルティメット
- ESET HOME セキュリティ プレミアム
- ESET HOME セキュリティ エッセンシャル
- ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック
< 旧製品 >
- ESET スマート セキュリティ プレミアム
- ESET インターネット セキュリティ
◇ SOHO向け製品
- ESET スモール ビジネス セキュリティ
- ESET NOD32アンチウイルス
◆ 脆弱性の対象となるプログラム
- ESET Security Ultimate
- ESET Smart Security Premium
- ESET Internet Security
- ESET Small Business Security
- ESET NOD32アンチウイルス
- ESET Safe Server
◆ 脆弱性の情報
対象のプログラムには、ローカルによる特権昇格の脆弱性が存在します。
【 参考 】
-
(リンクをクリックすると、ESET社のWebサイト(英語)が別ウインドウで開きます。)
- CVE-2024-7400
(リンクをクリックすると、CVEのWebサイト(英語)が別ウインドウで開きます。)
◆ 想定される影響
攻撃者が、検出されたファイルを駆除する際のESETプログラムのファイル操作を悪用し、任意のファイルを削除することで、権限を昇格させる可能性があります。
本脆弱性は、2024年8月14日より配信している駆除機能の「1251.1」で修正されています。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、駆除機能の「1251.1」以降を適用していただきますようお願いします。
なお、最新の検出エンジンが適用されている場合は、修正モジュールが適用されておりますので、本脆弱性への対応は不要です。(※1)
【 修正モジュール 】
モジュール名 |
: |
駆除機能 |
バージョン |
: |
1251.1(※2) |
適用方法 |
: |
修正モジュールは、検出エンジンのアップデートにより自動的に適用されます。 |
|
- 検出エンジンを手動でアップデートしたい場合はこちら
- 各モジュールのバージョンを確認したい場合はこちら
(※1) 2024年8月14日 7時50分頃に公開された検出エンジン「29721(20240814)」以降が適用されていれば、本脆弱性は修正されています。
(※2) 「1251.1 以降」が適用済みであれば、修正モジュールが適用されております。
◆ サポートセンターへのお問い合わせ
本脆弱性に関してご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターにお問い合わせください。
お客さまにはご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。