各分類の意味を知っていると、検出名から検出されたウイルスの動作環境や種類について推察することができます。
以下より各分類の意味や種類をご確認いただけます。
以下は実際にESET製品で表示される検出名の一例です。
検出名 | 説明 |
---|---|
Java/Exploit.CVE-2013-2460.DG | Javaプログラムとして動作し、脆弱性「CVE-2013-2460」を攻撃するウイルスです。 |
Python/Exploit.CVE-2014-1912.B | Pythonプログラムとして動作し、脆弱性「CVE-2014-1912」を攻撃するウイルスです。 |
Win32/TrojanDownloader.Waski.A |
Windows上で動作するダウンローダー型トロイの木馬です。
これがメールに添付されていた場合、標的型攻撃メールであった恐れがあります。 |
Win32/Kryptik.BWVM |
不正に難読化されたコードを含むコンテンツです。
Webサイト閲覧時に検出した場合、そのWebサイトは改ざんされている恐れがあります。 |
Android/TrojanSMS.Agent.AAZ | Androidに常駐し、不正にSMSを送信するトロイの木馬です。 |
Win32/PSW.CoinStealer.D |
Windows環境で動作するパスワードなどのアカウント情報を盗むウイルスです。
「CoinStealer」と名付けられているため、仮想通貨を狙ったウイルスであることが分かります。 |
MSIL/PSW.Facebook.CM | .NET環境で動作するFacebookのアカウント情報を盗むウイルスです。 |
Win32/AdWare.FakeAV.P |
Windows環境で動作するアドウェアです。
「FakeAV」とあるため、偽物のウイルス対策ソフトの広告が表示されます。 |