ESET Endpoint アンチウイルス V11.1.2052.1 から V12.0.2038.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V11.1.2052.1 から V12.0.2038.0)
以下の機能が追加されました。
- 詳細設定画面 →[保護]→[HIPS]→[ランサムウェア保護]に[ランサムウェア攻撃後のファイルの復元]項目が追加されました
ESET PROTECT Advanced、ESET PROTECT Complete、ESET PROTECT Enterprise、ESET PROTECT Elite のライセンスを使用した ESET PROTECT(クラウド版)で管理している場合にのみ表示されます。
- パッチを適用する脆弱性スコアの設定追加など、脆弱性とパッチ管理機能が改善されました
ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスを使用した ESET PROTECT(クラウド版)で管理している場合にのみ使用できます。
- 詳細設定画面 →[ユーザーインターフェース]→[プレゼンテーションモード]から除外するアプリケーションを定義できるようになりました
- グループポリシーオブジェクトを介して配布されるファイアウォールルールも、ESETのファイアウォールルールで使用できるようになりました
詳細設定画面 →[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[ファイアウォール]→[また、Windowsファイアウォールのグループポリシールールも評価します]を有効にする
■ 修正(V11.1.2052.1 から V12.0.2038.0)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V12.0.2038.0)
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- 自動アップデート機能のご利用について
仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
[Q&A]自動アップデート機能とは?
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
- 旧バージョンから上書きインストール後に表示されるアラートについて
[Q&A]Windows向けプログラムを上書きインストール後、「デバイスを再起動する必要があります」などが表示される
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[保護]→[SSL/TLS]→[証明書の信頼を確立できない場合のアクション]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※)
※ 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V12)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
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「Azure Code Signing(ACS)」準拠について
本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細は
こちら。
- 「ヘルプとサポート」画面に表示されるサポート期限の日付が、実際のサポート期限と1日ずれる
実際のサポート期限については、こちらをご参照ください。
■ 既知の不具合(V12.0.2038.0)
以下の不具合を確認しております。
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ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint Security でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
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パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
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「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
- 初回アップデート直後にIntel Threat Detection Technology 機能が有効化されない現象について
本機能は2回目のアップデート後に有効化されます。
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[除外されたフォルダーのリスト]にフォルダーを追加する際に除外されない現象について
[詳細設定]→[HIPS]→[ランサムウェア保護]→[ランサムウェア攻撃後のファイルの復元]→[除外されたフォルダーのリスト]にフォルダーを追加する際、以下の記載の仕方では除外されません。
以下の記載に変更してご利用ください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年12月3日以降となります。