ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V10.1.8.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V10.2.2.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.1.8.0 から V10.2.2.0)
以下の機能が追加・強化されました。
[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[ボットネット保護を有効にする]
■ 修正(V10.1.8.0 から V10.2.2.0)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V10.2.2.0)
- インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です
以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストール時に自動でインストールされます
※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。
オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストールを実施してください。
・gcc
・make
・libelf-dev
・linux-headers-generic
・linux-headers-generic-hwe
セキュアOS「AppArmor」には対応していません。既定で有効になっている AppArmor は、無効、またはアンインストールしてください
※ AppArmorが有効のままだと、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux が正常に動作しない場合があります。
- 以下のディスプレイサーバーがサポートされています
・X11
・Wayland
- 以下のデスクトップ環境がサポートされています
・GNOME 3.28.2以降
・KDE
・XFCE
・MATE
- ミラーサーバーを使用したアップデートについて
本製品をミラーサーバー経由でアップデートする場合は、ミラーツールの --updateServerオプションを使用してLinux版のモジュールを取得したミラーサーバーを作成する必要があります。
■ 既知の不具合(V10.2.2.0)
以下の不具合を確認しております。
- 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない
「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されない現象を確認しています。
標準出力にエラーが表示される現象について
本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力される現象を確認しています。
本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこわれていることを確認しております。
| N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません) |
イベントログにエラーが出力される現象について【 2024.6.25 追記 】
モジュール更新が行われた際、イベントログに以下のメッセージが出力される現象を確認しています。
| Webとメール保護サービス モジュールインターネット保護機能を再読み込みできません |
本現象が発生した場合は、モジュールを最新の状態に更新したうえで、以下のいずれかの操作をおこなってください。
・Webアクセス保護機能を一度無効にした後、有効に戻す
・OSを再起動する
本現象は、2024年6月25日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V10.3.4.0 で修正されました。
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その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。

ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年2月9日以降となります。