• No : 33032
  • 公開日時 : 2025/09/08 10:00
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ESET Endpoint アンチウイルス for Linux の変更点(V11.1.3.0 → V11.1.10.0)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.1.3.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.1.10.0 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V11.1.3.0 から V11.1.10.0)
 
追加された機能はありません。
 
 
■ 修正(V11.1.3.0 から V11.1.10.0)
 
内部的な不具合が修正されました。
 
 
■ ご利用上の注意事項(V11.1.10.0)
  • インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です
     
  • 以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストール時に自動でインストールされます
    ※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。しかし、Ubuntu 22.04 LTS 上の最新カーネルで必要な「gcc-12」については、手動で導入する必要があります。

    オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストールを実施してください。

    ・gcc
    ・make
    ・libelf-dev
    ・linux-headers-generic
    ・linux-headers-generic-hwe
    ・nftables
    ・libcurl4
    ・libnss3-tools
     
  • セキュアOS「AppArmor」には対応していません。既定で有効になっている AppArmor は、無効、またはアンインストールしてください
    ※ AppArmorが有効のままだと、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux が正常に動作しない場合があります。

    詳細は以下のWebページをご参照ください。
    [Q&A]セキュアOS(AppArmor / SELinux)への対応について
     
  • 以下のディスプレイサーバーがサポートされています

    ・X11
    ・Wayland
     
  • 以下のデスクトップ環境がサポートされています

    ・GNOME 3.28.2以降
    ・KDE
    ・XFCE
    ・MATE
     
  • ミラーサーバーを使用したアップデートについて

    本製品をミラーサーバー経由でアップデートする場合は、ミラーツールの --updateServer オプションを使用してLinux版のモジュールを取得したミラーサーバーを作成する必要があります。

    作業手順については、以下をご参照ください。
    ・Windows Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
    ・Linux Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
     
  • GUI(ESETの画面)上での設定変更について

    GUI(ESETの画面)上で設定変更はできません。
    設定を変更する場合は、セキュリティ管理ツールからポリシーを作成して適用してください。
    [Q&A]クラウド型セキュリティ管理ツールを利用して、新しいポリシーを作成する手順
    [Q&A]オンプレミス型セキュリティ管理ツールを利用して、新しいポリシーを作成する手順
     
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  • 検出除外について

    検出除外は、セキュリティ管理ツールのポリシー機能では設定できません。
    ウイルスを検出した際に「除外の作成」より設定してください。
     
  • デバイスコントロール機能でSDカードはサポート対象外です
     
  • リポジトリへのプログラム公開について

    本製品のリポジトリ公開ですが、同世代の ESET PROTECT on-prem 以降で公開される仕様となっています。そのため本製品バージョンより古い ESET PROTECT on-prem をご利用の場合、最新のプログラムが公開されない場合がございますのでご注意ください。
     
 
■ 既知の不具合(V11.1.10.0)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない

    「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されません。
     
  • 標準出力にエラーが表示される

    本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
    本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこなわれています。
     
    N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません)
     
  • Webアクセス保護機能を除外してインストールする際に出力されるログについて

    Webアクセス保護機能を除外してインストールをおこなった際、バージョンアップ時に「libnss3-tools」と「nftables」をインストールコマンドの引数に指定して実行するよう以下のログが出力されます。
     
    To upgrade ESET Endpoint Antivirus to newer version, use:
    apt-get install ./eea-11.1.3.0-ubuntu18.x86_64.deb libnss3-tools- nftables-

    本現象は表示上の問題で、Webアクセス保護機能を除外してインストール・バージョンアップする場合は、「libnss3-tools」と「nftables」の導入は不要です。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2025年9月9日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux
プラットフォーム(OS)
Linux Desktop