• No : 29639
  • 公開日時 : 2024/09/24 10:00
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ESET Endpoint Security for macOS の変更点(V6.11.616.0→V8.0.7200.0)

回答

ESET Endpoint Security for OS X V6.11.616.0 から ESET Endpoint Security for macOS V8.0.7200.0 の変更点は以下のとおりです。

■ 追加(V6.11.616.0 から V8.0.7200.0)
 
以下の機能が追加されました。
  • インストーラーがマルチ言語に対応しました。
     
  • 製品の自動アップデート機能が追加されました。
     
  • GUIにダークモードが追加されました。
     
  • 製品をインストール時に、必要な設定のガイド機能が追加されました。
     
  • ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスを使用した ESET PROTECT(クラウド版)で管理している場合、脆弱性とパッチ管理に関する機能が使用可能になりました。詳細はこちら
     
  • ESET PROTECT(クラウド版)または ESET PROTECT on-prem V11.1 以降をご利用の場合、「コンピュータをネットワークから隔離」機能が利用可能となりました。
    [コンピューター]アイコン→ネットワークから分離したいコンピュータークリック→[ネットワーク隔離]→[ネットワークから隔離する]より設定、または「コンピュータをネットワークから隔離」タスク機能を使用して設定できます。
    ※ ESET Inspect からの設定は、[ネットワーク隔離]がグレーアウトされて使用できない不具合があります。
     
  • アクションアラートダイアログ(駆除レベルを「駆除なし」に設定した場合、ウイルス検出時に対応を選択するダイアログ)が表示されるようになりました。
 
■ 変更(V6.11.616.0 から V8.0.7200.0)
 
以下の内容が変更されました。
  • V8.0より、ESET Endpoint Security for OS X と ESET Endpoint アンチウイルス for OS X の表記による区別はなくなり、ESET Endpoint Security for macOS の表記に統一されました。
    ただし、表記は ESET Endpoint Security for macOS であっても機能はこれまでの ESET Endpoint Security for OS X と ESET Endpoint アンチウイルス for OS X のように保有ライセンス種別により区別されます。
    詳細はこちらをご確認ください。
     
  • macOS Catalina 10.15 以前 はサポート対象外になりました。
     
  • Rosetta をインストールしなくても ARM 環境で使用できるようになりました。
     
  • 検出の除外設定がさまざまなパターンで可能になりました。
    [詳細設定]画面→[検出除外]アイコン→[検出除外]→画面左下の[+]をクリックし、除外条件より「正確なファイル / 検出 / パスと検出」を選択して設定してください。
     
  • リムーバブルメディア挿入時の自動スキャンが可能になりました。
     
  • コマンドでの操作が可能になりました。
     
  • クライアント用プログラムにてファイアウォール機能の設定変更をする場合、ファイアウォールの有効 / 無効 のみの変更となりました。詳細な設定は、セキュリティ管理ツールから[ネットワークアクセス保護]に関する設定をした[Common features]ポリシーを適用してください。
     
  • カスタムインストールが可能になりました。
    インストール時に[コンポーネントインストール]画面にて[カスタム インストール]を選択し、インストールするコンポーネントの選択ができます。
     
  • .dylibモジュール用のアップデートファイルを使用して検出エンジンのアップデートをおこなうよう変更となりました。
    ミラーサーバーをご利用の場合、2024年8月7日以降に公開したミラーツールを使用してください。ミラーツールを差し替える手順はこちら
 
■ 修正された不具合(V6.11.616.0 から V8.0.7200.0
 
以下の不具合が修正されました。
  • Mac向けクライアント用プログラムで報告されている脆弱性への対応について(CVE-2024-6654)【 2024.9.24 追記 】
  • ESET Endpoint Security for OS X / ESET Endpoint アンチウイルス for OS X をアンインストールしても、ドック上のESET製品のアイコンが削除されない
  • 特定の設定値をエクスポートできない
  • イベントログに「ソケットから読み取れません」などのログが出力される
  • Webアクセス保護で、駆除レベルを「駆除なし」にしても駆除される(※)
  • コマンドで、復元して検査から除外が機能しない(※)
  • アップデート画面のモジュールアップデートの日付表記が外国表記となっている(※)
※ ESET Endpoint アンチウイルス for OS X V7.4.1500.0 から修正された不具合です。
 
 
■ ご利用上の注意事項(V8.0.7200.0
 
注意事項については、以下のWebページをご参照ください。
 
 
■ 既知の不具合(V8.0.7200.0
 
以下の不具合を確認しております。
  • macOS Ventura 13 以降で、Safariを使用した場合にWebアクセス保護の除外が機能しない

    macOS Ventura 13 以降でWebアクセス保護の除外を使用したい場合は、他のWebブラウザーをご使用ください。
     
  • macOS Ventura 13 以前でリムーバブルメディアの検査をすると検出後にファイルが残る

    ファイルの中身は削除されているので、同名のファイルが残る以外の影響はありません。
     
  • OS再起動後に、Licensing serviceに関するエラーログが記録される

    OS再起動後に、Licensing serviceに関するエラーログが記録されることを確認しております。確認できているイベントメッセージは以下の通りです。
    サーバーからデータを受信できません:ネットワークに到達できません

    保護機能への影響はありません。このイベントログは無視してご利用いただけます。
     
  • macOS Big Sur 11.x をご利用で V6 からバージョンアップする場合、一度OSを再起動しないとフルディスクアクセスを許可することができない

    macOS Big Sur 11.x で利用する場合は、OSを再起動してから本バージョンにフルディスクアクセスの許可を設定してください。
     
  • フィッシング対策の警告画面が英語で表示される
     
  • URLアドレス管理によるブロック時のポップアップが英語で表示される
     
  • /Applications/Safari.app を指定したファイアウォールルールが正常に動作しない
     
  • macOS Ventura 13 にインストール中のインストーラーの画面で、システム要件の個所が真っ白で表示されない

    白い部分をクリックすると内容が表示されるので、内容を確認したい場合は白い部分をクリックしてください。
     
  • ARM 環境で Chrome を使用した場合、フィッシング対策保護が機能しない
     
  • ESET PROTECT(クラウド版)で、脆弱性とパッチ管理機能で検出した脆弱性の詳細をコンテキストメニューで確認しようとするとエラーが発生する
     
  • ESET PROTECT Hub / ESET Business Account を使用したアクティベーションができない

    アクティベーションする際は、製品認証キーを使用してアクティベーションしてください。
     
  • ESET Inspect の Webコンソールの[ネットワーク隔離]がグレーアウトされて、ESET Inspect からのネットワーク隔離が使用できない
     
  • Webアクセス保護機能と電子メールクライアント保護機能のアクションアラートダイアログ(※)が英語で表示される
    ※ 駆除レベルを「駆除なし」に設定した場合、ウイルス検出時に対応を選択するダイアログ
 
 
その他のサポート情報はこちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年8月8日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint Security for macOS
プラットフォーム(OS)
Mac