• No : 29279
  • 公開日時 : 2024/10/09 10:00
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ESET Endpoint アンチウイルス の変更点(V11.0.2044.1 → V11.1.2039.3)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
 
以下の機能が追加されました。
  • Windows 11 2024 Update(バージョン「24H2」)への対応【 2024.10.9 追加 】
     
  • [ツール]→[スケジューラ]に脆弱性とパッチ管理に関するスケジューラが追加されました
    なお、ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスをご利用の場合にのみ動作し、既定では毎日12時に実行されるよう設定されています。
     
  • 脆弱性とパッチ管理のログが[ツール]→[ログファイル]内の項目に追加されました
     
  • 以下の設定項目よりリモートデスクトッププロトコル(RDP)のアクセス元を制限できるようになりました
    詳細設定画面 →[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[ネットワーク攻撃保護]→[総当たり攻撃保護]の「受信RDP接続を制限(※1)」
    なお、アクセス元は[ネットワークアクセス保護]にある「IPセット」より設定可能です。
     
  • デバイスコントロールが改良され、デバイスタイプのアイコンが表示されるようになりました
     
  • 「上書きモード(※2)」を設定した場合、本プログラムの設定画面、および通知領域(タスクトレイ)にあるESET製品のアイコンを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに、上書きモードの開始 / 終了を適用する項目が表示されるようになりました
     
  • クライアント側で設定画面にパスワードをかけている環境で、「上書きモード(※2)」を有効化する際にパスワードが要求されなくなりました
(※1)「受信RDP接続を制限」の既定値は、本プログラムを新規インストールした場合「信頼ゾーン」、本プログラムへバージョンアップした場合「すべてのネットワーク」です。
(※2)セキュリティ管理ツールで管理されているプログラムのローカルでの設定変更を一時的に可能にするモードです。セキュリティ管理ツールのポリシーより設定できます。
 
■ 変更(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
 
以下の機能が変更されました。
  • ESET LiveGuard Advanced を有効化する設定項目が「クラウドベース保護」の配下から「ESET LiveGuard Advanced」の配下に移動となりました
 
■ 修正(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
 
以下の不具合が修正されました。
 
■ ご利用上の注意事項(V11.1.2039.3)
  • セキュリティと安定性のアップデート機能について
     
  • 自動アップデート機能のご利用について

    仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
    [Q&A]自動アップデート機能とは?
     
  • リアルタイムファイルシステム保護の動作について

    アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
    本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
     
  • 旧バージョンから上書きインストール後に表示されるアラートについて
    [Q&A]Windows向けプログラムを上書きインストール後、「デバイスを再起動する必要があります」などが表示される
     
  • SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて

    以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。

    詳細設定画面 →[保護]→[SSL/TLS]→[証明書の信頼を確立できない場合のアクション]→[証明書の有効性を確認する]

    該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
     
  • ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です
     
  • 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
     
  • ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
【 アップデート可能なプログラム対応表

なお、本資料には以下の内容が記載されています。
  • 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー
  • 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン11」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V11)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
  • 上書きインストール後に、「モジュールは最新です」と表示されない

    旧バージョンからの上書きインストール後、最新の検出エンジンが適用されているにもかかわらず、「現在の状況」に「モジュールは最新です」と表示されず、アップデート画面の「前回の成功したアップデート」に「アップデートはまだ実行されていません」と表示されることがあります。
    次回の検出エンジン配信後に本現象は解消し、表示が正常化されます。
  • 「Azure Code Signing(ACS)」準拠について

    本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細はこちら

  • 「ヘルプとサポート」画面に表示されるサポート期限の日付が、実際のサポート期限と1日ずれる

    実際のサポート期限については、こちらをご参照ください。
 
■ 既知の不具合(V11.1.2039.3)
以下の不具合を確認しております。
  • ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない

    ESET Endpoint アンチウイルス でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
     
    (※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
     
    HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
     
  • パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
     
    プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
     
  • 「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される

    「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。

  • 初回アップデート直後にIntel Threat Detection Technology 機能が有効化されない現象について

    本機能は2回目のアップデート後に有効化されます。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年7月17日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス
プラットフォーム(OS)
Windows