• No : 29179
  • 公開日時 : 2024/10/30 10:00
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ESET Server Security for Microsoft Windows Server の変更点(V11.0.12011.1 → V11.0.12012.1)

回答

ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.0.12011.1 から ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.0.12012.1 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V11.0.12011.1 から V11.0.12012.1)
 
追加された機能はありません。
 
 
■ 修正(V11.0.12011.1 から V11.0.12012.1)
 
以下の不具合が修正されました。
 
 
■ ご利用上の注意事項(V11.0.12012.1)
  • 自動アップデート機能のご利用について
     
  • セキュリティと安定性のアップデート機能について
     
  • SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて

    以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。

    詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]

    該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
  • リアルタイムファイルシステム保護の動作について
     
    アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
    本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
  • ESET RMMのサポートについて

    ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
  • ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
    【 アップデート可能なプログラム対応表

    なお、本資料には以下の内容が記載されています。
    • 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※)
    • 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム
※ オフライン環境などで利用する場合は、ユーザーズサイトに公開している『Windows の「バージョン 11」向けクライアント用プログラムの場合』の検出エンジンファイルを使用できます。
  • IISを使用した検出エンジンの公開について

    本プログラムのミラー機能を使用して作成したミラーフォルダーをIISで公開する場合、自己防衛機能が有効で、既定で作成されるミラーフォルダーを指定すると、MIMEの設定で「エラー:アクセス許可がないため構成ファイルを書き込むことができません」とメッセージが表示されます。
    IISで検出エンジンを公開する場合は、任意のフォルダー(例:C:\ESETMirror)配下で作成したミラーフォルダーを指定してください。手順の詳細はこちら

  • 「Azure Code Signing(ACS)」準拠について

    本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細はこちら

  • 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない

  • 旧バージョンから上書きインストール後に、「デバイスを再起動する必要があります」のセキュリティアラートが表示される

  • 脆弱性パッチ適用時のサーバー再起動について

    本製品に付帯する「脆弱性とパッチ管理」機能で、サーバーの再起動設定はできません。
    セキュリティ管理ツールのポリシー設定画面には「コンピューターの再起動オプション」が表示されますが、本オプションは無効です。
    コンピューターの再起動は手動で実施してください。

  • ESET Inspect Connector のアクティベーションについて

    セキュリティ管理ツールで管理された環境に本プログラムと ESET Inspect Connector をインストールし、ESET Inspect Connector のアクティベーションタスクを実行した際、管理コンソール画面のタスク履歴に「セキュリティ製品:タスクが失敗しました」と表示される場合があります。

    このメッセージが表示された場合であっても、ESET Inspect Connector のアクティベーションが成功することを確認しています。
    タスク履歴に「セキュリティ製品:タスクが失敗しました」と表示された場合は、管理コンソール画面で「製品及びライセンス」欄に本プログラムと ESET Inspect Connector が反映されていることを確認してください。
      
 
■ 既知の不具合(V11.0.12012.1)
 
以下の不具合を確認しております。
 
  • 本バージョンで構築したミラーサーバーに対してHTTPS接続のための証明書を指定すると接続ができない

    本バージョンでHTTPS接続のミラーサーバーを構築する際に、[設定]画面 →[詳細設定]→[アップデート]→[プロファイル]→[アップデートミラー]→[HTTPサーバー]→[HTTPサーバーのSSL]より、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]を指定すると、HTTPSサーバーが起動しません。

    そのため、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をしようとすると「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
    HTTPS接続のミラーサーバーを構築する場合は、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]以外を指定してください。

  • [変更された電子メール]機能が単独で動作しない【 2024.10.30 追記 】

    [設定]画面 →[詳細設定]→[Webとメール]→[電子メールクライアント保護]→[電子メールクライアント]の[検査対象メール]で[変更された電子メール]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。

    検査対象メールの項目は、すべて有効の状態でご使用ください。
     
    ※ 本現象は、2024年10月30日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.1 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。

  • サーバーコア環境にて除外設定をする際、フォルダー・ファイルを選択するダイアログボックスが機能しない【 2024.10.30 追記 】

    サーバーコア環境で、[設定]画面 →[詳細設定]→[検出エンジン]→[除外]→[パフォーマンス除外]および[検出除外]より対象となるパスを設定する際、フォルダー・ファイル選択のダイアログボックスが機能しません。

    除外パスを設定する際は、目的のパスをテキストボックスに直接入力してください。
     
    ※ 本現象は、2024年10月30日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.1 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
     
  • セキュリティ管理ツールからESET PROTECT Hub アカウントを使用したアクティベーションができない【 2024.8.29 追記 】
     
    以下のセキュリティ管理ツールから、本バージョンに対してのアクティベーションが実施できません。
    ・ESET PROTECT Hub から作成した ESET PROTECT(クラウド版)
    ・ESET PROTECT Hub アカウントを使用してアクティベーションした ESET PROTECT(オンプレミス版)

    アクティベーションする際は、以下いずれかの手順にて実施してください。
    ・本バージョンにて直接アクティベーションを実施する
    ・ESET PROTECT Essential オンプレミス / ESET PROTECT Entry オンプレミスをご利用の場合、製品認証キーにて ESET PROTECT(オンプレミス版)のアクティベーションをおこない、本バージョンのアクティベーションを実施する
※ 本現象は、ESET PROTECT Hub で修正されました。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年6月26日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Server Security for Microsoft Windows Server
プラットフォーム(OS)
Windows Server