• No : 26746
  • 公開日時 : 2024/10/09 10:00
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ESET Endpoint Security の変更点(V10.1.2050.1 → V10.1.2058.1)

回答

ESET Endpoint Security V10.1.2050.1 から V10.1.2058.1 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V10.1.2050.1 から V10.1.2058.1)
 
以下の機能が追加されました。
  • Windows 11 2024 Update(バージョン「24H2」)への対応【 2024.10.9 追加 】
  • Windows 11 2023 Update(バージョン「23H2」)への対応【 2023.11.21 追加 】
 
■ 修正(V10.1.2050.1 から V10.1.2058.1)
 
以下の不具合が修正されました。
  • 旧バージョンから上書きインストールした際にローカルサブネット項目が消失する
 
■ ご利用上の注意事項(V10.1.2058.1)
  • セキュリティと安定性のアップデート機能について
     
  • 自動アップデート機能のご利用について

    仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
    [Q&A]自動アップデート機能とは?
     
  • リアルタイムファイルシステム保護の動作について

    アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
    本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
     
  • 旧バージョンから上書きインストール後に表示されるアラートについて
    [Q&A]Windows向けプログラムを上書きインストール後、「デバイスを再起動する必要があります」などが表示される
     
  • SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて

    以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。

    詳細設定画面 →[保護]→[SSL/TLS]→[証明書の信頼を確立できない場合のアクション]→[証明書の有効性を確認する]

    該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
     
  • 迷惑メール対策保護機能によってメールの件名タグが削除される現象について

    ESET製品では、迷惑メール対策保護機能により迷惑メールではないと判定された場合、メールの件名タグが削除されます。
    このため、ネットワーク機器等とESET製品で設定した件名タグの文字列が同一の場合、ネットワーク機器等の機能でタグ付けをおこなっても、メール受信時にESET製品で迷惑メールではないと判定されると、タグが削除されることがあります。(ESET製品の既定値:[SPAM])
    以下の項目でタグの文字列を変更することで、本現象を回避できます。

    詳細設定画面 →[保護]→[電子メールクライアント保護]→[メールボックス保護]→[応答]の[テキスト]

  • ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です
     
  • デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても取り出せない

    [設定]画面-[詳細設定]-[保護]-[デバイスコントロール]- ルールの[編集]より、「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても「取り出し中にエラーが発生しました」のポップアップが表示されてメディアを取り出せません。

    直接ドライブの取り出しボタンでメディアを取り出してください。仮想環境の場合は、仮想管理コンソールより取り出してください。
     
  • ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
【 アップデート可能なプログラム対応表

なお、本資料には以下の内容が記載されています。
  • 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※1)
  • 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※2)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン10」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
  • 上書きインストール後に、「モジュールは最新です」と表示されない

    旧バージョンからの上書きインストール後、最新の検出エンジンが適用されているにもかかわらず、「現在の状況」に「モジュールは最新です」と表示されず、アップデート画面の「前回の成功したアップデート」に「アップデートはまだ実行されていません」と表示されることがあります。
    次回の検出エンジン配信後に本現象は解消し、表示が正常化されます。
  • 「Azure Code Signing(ACS)」準拠について

    本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細はこちら
 
■ 既知の不具合(V10.1.2058.1)
以下の不具合を確認しております。
  • ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない

    ESET Endpoint Security でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
     
    (※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
     
    HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
     
  • パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
     
    プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
     
  • 「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される

    「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
     
  • [修正された電子メールを検査]機能が単独で動作しない【 2024.7.16 追記 】

    詳細設定画面 →[保護]→[電子メールクライアント保護]→[メールボックス保護]で[修正された電子メールを検査]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。

    現象が発生した場合は、すべて有効の状態でご使用ください。
     
    本現象は、2024年7月16日より公開しております ESET Endpoint Security V11.1.2039.3 で修正されました。
    最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。

  • IDSルールを特定のプロファイルに適用するように設定しても、すべてのプロファイルに対して動作してしまう

  • 初回アップデート直後にIntel Threat Detection Technology 機能が有効化されない現象について

    本機能は2回目のアップデート後に有効化されます。

  • USB ストレージのアプリケーション用に作成されたファイアウォールルールが機能しない
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2023年11月2日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint Security
プラットフォーム(OS)
Windows