ESET PROTECT V9.1.19.4 から ESET PROTECT V10.0.15.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V9.1.19.4 から V10.0.15.1)
以下の機能が追加・強化されました。
- 従来の Apache HTTP プロキシに代わるプロキシコンポーネントとして、ESET Bridge の提供を開始しました
- ダークテーマを搭載しました
右上のユーザー名をクリック→ユーザー設定画面より、テーマ設定のプルダウンリストから[ダークテーマ]を選択してください。
- VDI環境を設定する場合、コンピューターのハードウェアフィンガープリントだけでなく、FQDNでもコンピューターIDを処理できるようになりました
また、利便性向上のため、設定画面が一部変更されました。手順の詳細はこちら。
- Syslogのフォーマットに、CEFが追加されました
[詳細]→[設定]→[詳細設定]→エクスポートされたログ形式のプルダウンから[CEF]の選択が可能です。
- ソフトウェアインストールタスクの画面が一部変更されました
手順の詳細はこちら。
- サーバーコンポーネントのポップアップ([クイックリンク]→[サーバーコンポーネント])に、Mobile Device Connector のサポート終了について表示されるようになりました
本ポップアップは、新規インストール / バージョンアップ後の初回ログイン時に表示されます。
なお、[これ以上表示しない]をクリックした場合、[クイックリンク]から[サーバーコンポーネント]メニューがなくなります。
※ Mobile Device Connector のサポート終了についての詳細は、
こちら。
- ESET PROTECT の対応OSから、SUSE Linux Enterprise 12 / 15 がサポート対象外になりました
- 通知やメニューなど、全体的に操作性と視認性を向上したデザインに刷新しました
- ミラーツールを使用している場合、「ep10」フォルダーが作成されるようになりました
「ep10」フォルダーを各クライアント用プログラムのアップデート先に指定した場合、Windows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできませんのでご注意ください。
■ 修正(V9.1.19.4 から V10.0.15.1)
以下の不具合が修正されました。
- ESET Inspect Server インストール時に、事前に作成した ESET Inspect 証明書を選択できない
■ ご利用上の注意事項(V10.0.15.1)
- ESET Management エージェントの自動アップグレード機能については、以下のWebページをご確認ください
[Q&A]ESET Management エージェント の自動アップグレード機能を有効、または、無効にするには?
- オールインワンインストーラーを利用してバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください
- 監査ログのレポートを生成するための権限について
監査ログのレポートを生成するためには、ESET PROTECT Webコンソールにログインするユーザーに[監査ログ]の読み取り権限が必要です。
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
ESET PROTECT の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定) |
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
- ESET PROTECT V10.0 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります
HTTPS証明書はAppleで必要な条件を満たしていません |
上記エラーが表示された場合は、管理する端末に合わせて以下の手順を実施してください。