Windows Server 向けクライアント用プログラムで構築したミラーサーバーが検出エンジンのアップデートに失敗する場合は、以下の対応方法を実施してください。
■ 実施する前に
■ 対応方法
Step.1 設定を確認する
ミラーサーバーを利用するのに必要な環境・設定が整っているかご確認ください。
詳細は以下の通りです。
Step.2 ミラーフォルダーを再作成する
何らかの原因により、ミラーフォルダーが破損している可能性があります。
以下の手順にて、ミラーフォルダーを再作成してください。
- 以下のページを参考に、自己防衛機能の無効化をおこなってください。
[Q&A]HIPS機能、および、自己防衛機能を有効 / 無効にするには?
- 詳細設定画面→[アップデート]→[基本]→[アップデートキャッシュを削除]の[削除]ボタンをクリックし、更新ファイルが保存された「updfiles」フォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。
- ミラーファイルのコピー先のフォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。
※ IISにてミラー機能をご利用のお客さまは、フォルダー内にある"web.config"ファイルは削除しないようにご注意ください。
"web.config"ファイルはIISの設定ファイルとなりますので、削除した場合、各クライアントからのアップデートができなくなる可能性があります。
なお、既定では以下のフォルダーです。
※ 上書きインストールで本プログラムにバージョンアップした場合、ミラーファイルは旧バージョンのパス内に作成されます。
C:\ProgramData\ESET\ESET Security\mirror
- 以下のページを参考に、自己防衛機能を有効に戻してください。
[Q&A]HIPS機能、および、自己防衛機能を有効 / 無効にするには?
- デスクトップ画面右下の通知領にあるESET製品のアイコンをダブルクリックして、[基本画面]を開きます。
- 画面左側の[アップデート]を選択します。
- [最新版のチェック]をクリックします。
※ ミラーサーバーの検出エンジンをオフラインでアップデートする場合は、詳細設定の[カスタムサーバー]の項目に、ユーザーズサイトからダウンロード・展開した検出エンジンのフォルダーパスが指定されていることを確認してください。
なお、[カスタムサーバー]の設定箇所は以下の通りです。
- 詳細設定画面→[アップデート]→[プロファイル]→[アップデート]→[カスタムサーバー]
- 再度ミラーフォルダーが正しく作成されているかどうか確認します。
[Q&A]ミラーフォルダーが正しく作成されているか確認するには
※ 回線によっては多少時間がかかることがありますので、作成されていない場合は時間をおいて確認してください。
- クライアント端末で検出エンジンのアップデートをおこなってください。