ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V10.3.4.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.0.17.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.3.4.0 から V11.0.17.0)
以下の機能が追加されました。
- ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスを使用した ESET PROTECT(クラウド版)で管理している場合、脆弱性とパッチ管理に関する機能が使用可能になりました。
なお、本プログラムでは、脆弱性の検出のみ可能です。脆弱性とパッチ管理に関する詳細はこちら。
- Web アクセス保護において、Cisco AnyConnect VPN がサポート対象に追加されました
■ 変更(V10.3.4.0 から V11.0.17.0)
以下の機能が変更されました。
- ESET PROTECT を利用して本プログラムをインストールした後、コンピュータの再起動は不要となりました
- [ESET LiveGuardを有効にする]の項目が、ポリシーの設定→ [検索エンジン]→ [クラウドベース保護]→ [ESET LIVEGUARD] 配下に変更されました
- ESET LiveGrid® および ESET LiveGuard Advanced による「文書」の送信が、ESET LiveGuard Advanced のみに変更されました
■ 修正(V10.3.4.0 から V11.0.17.0)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V11.0.17.0)
■ 既知の不具合(V11.0.17.0)
以下の不具合を確認しております。
- 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない
「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されません。
- 標準出力にエラーが表示される
本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこなわれています。
N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません) |
- 隔離されたファイルの名前に一部の文字コードで扱えない文字が含まれていると、隔離の一覧を表示するコマンドでエラーが発生する【 2024.10.15 追記 】
隔離されたファイルの名前に一部の文字コード(ANSIやSJISなど)で扱えない文字が含まれていると隔離の一覧を表示するコマンド「quar --list」でエラーが発生します。
※ 本現象は、2024年10月15日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.1.3.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年9月19日以降となります。