• No : 28301
  • 公開日時 : 2024/05/28 10:00
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ESET Endpoint アンチウイルス for Linux の変更点(V9.1.11.0 → V9.1.13.0)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V9.1.11.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V9.1.13.0 の変更点は以下の通りです。
 
 
■ 追加(V9.1.11.0 から V9.1.13.0)
 
機能の追加・強化はありません。
 
■ 修正(V9.1.11.0 から V9.1.13.0)
 
内部的な不具合が修正されました。
 
■ ご利用上の注意事項(V9.1.13.0)
  • インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です
     
  • 以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストール時に自動でインストールされます
    ※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。しかし、Ubuntu 22.04 LTS 上の最新カーネルで必要な「gcc-12」については、手動で導入する必要があります。

    オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストールを実施してください。

    ・gcc
    ・make
    ・libelf-dev
    ・linux-headers-generic
    ・linux-headers-generic-hwe
     
  • セキュアOS「AppArmor」には対応していません。既定で有効になっている AppArmor は、無効、またはアンインストールしてください
    ※ AppArmorが有効のままだと、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux が正常に動作しない場合があります。

    詳細は以下のWebページをご参照ください。
    [Q&A]セキュアOS(AppArmor / SELinux)への対応について
     
  • 以下のディスプレイサーバーがサポートされています

    ・X11
    ・Wayland
     
  • 以下のデスクトップ環境がサポートされています

    ・GNOME 3.28.2以降
    ・KDE
    ・XFCE
    ・MATE
     
  • ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
    【 アップデート可能なプログラム対応表
※ オフライン環境などで利用する場合は、ユーザーズサイトに公開している「Linux Desktop 向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
 
■ 既知の不具合(V9.1.13.0)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない

    「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されない現象を確認しています。

  • 標準出力にエラーが表示される現象について

    本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力される現象を確認しています。
    本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこわれていることを確認しております。
     
    N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません)
     
  • ESET PROTECT on-prem で、ディスク全体に対してタスクでオンデマンド検査を実施すると、「/var」配下のファイルで検査がストップして検査が完了しないことがある

    本現象が発生した場合は、時間をおいてから再度実行してください。
 
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年5月29日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux
プラットフォーム(OS)
Linux Desktop