ESET Server Security for Linux V8.1.813.0 から ESET Server Security for Linux V8.1.818.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V8.1.813.0 から V8.1.818.0)
機能の追加・強化はありません。
■ 修正(V8.1.813.0 から V8.1.818.0)
以下の不具合が修正されました。
■ ご利用上の注意事項(V8.1.818.0)
以下の注意事項があります。
- ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください。
【 アップデート可能なプログラム対応表 】
※ オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Linux Server 向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
- 自動アップデート機能を使用したバージョンアップについて
- setgui コマンド使用時の動作について
setgui コマンドを使用してWebインタフェースの設定を変更した場合、ログイン中のWebインタフェースは自動的にログアウトし、ブラウザーの更新をおこなわずにログインしようとすると、「製品が応答していません」と表示されログインできません。
設定の変更後は、ブラウザーの更新を実施してください。
※ ESET Server Security for Linux V8.1.820.0 以降 / V9.0.461.0 以降では、本現象は発生しません。
- インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です。
- 以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Server Security for Linux のインストール時に自動でインストールされます。
※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。
オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Server Security for Linux のインストールを実施してください。
必要なパッケージ |
Red Hat Enterprise Linux |
SUSE Linux Enterprise Server |
CentOS |
Amazon Linux2 |
openssl |
○ |
○ |
○ |
○ |
kernel-devel |
○ |
○ |
○ |
○ |
gcc |
○ |
○ |
○ |
○ |
perl |
○ |
○ |
○ |
○ |
kernel-headers |
○ |
‐ |
○ |
○ |
kernel-default-devel |
‐ |
○ |
‐ |
‐ |
kernel-macros |
‐ |
○ |
‐ |
‐ |
linux-glibc-devel |
‐ |
○ |
‐ |
‐ |
- プロセス除外に登録するパスについて
プロセス除外で登録するパスにシンボリックリンクが含まれていると除外されません。
プロセス除外が機能しない場合は、登録したパスにシンボリックリンクが含まれているかをご確認ください。
設定例:「vi」を登録する場合
※ 「/bin/vi」だと、パスにシンボリックリンクが含まれているため除外されません。
- パフォーマンス除外の登録について
[設定]→[検出エンジン]→[基本]→[パフォーマンス除外]より、特定のディレクトリ配下を除外設定する場合は、以下のように登録してください。
設定例:「/root」配下を除外する場合
■ 既知の不具合(V8.1.818.0)
以下の不具合を確認しております。
- SELinux が導入されていない環境でプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールにエラーが表示される
SELinux が導入されていない環境で旧バージョンからプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールに以下のエラーが表示されます。
/var/tmp/rpm-tmp.wARwrm: line 31: semodule: command not found |
正常にプログラムのバージョンアップは完了しており、動作に問題ありません。そのままご利用ください。
- リスニングアドレスを空欄にしてポート番号を変更すると、ポート番号の変更ができない
リスニングアドレスを空欄にしてポート番号の変更をおこなうと、変更したポート番号に変更できず、Webインターフェースにアクセスできません。
本現象が発生した場合は、以下のコマンドにてポート番号を変更してください。
# /opt/eset/efs/sbin/setgui –i <IP>:<Port> |
- ソフトウェアアンインストールタスクを使用して、リモートアンインストールできない
以下のいずれかの環境では、セキュリティ管理ツールのソフトウェアアンインストールタスクを使用して、本プログラム のリモートアンインストールができません。
A)SUSE Linux Enterprise Server 15 で使用している環境【 解消済み 】
B)ESET Management エージェント V7 / V8 がインストールされている環境
プログラムをアンインストールしたい場合は、手動にてアンインストールしてください。
A) については、2023年4月4日より公開しております ESET Server Security for Linux V9.1.96.0 で修正されています。
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- 隔離ログをリアルタイム表示するコマンドが正常動作しない
以下の隔離管理コマンドで、隔離ログをリアルタイムで表示させようとしても表示されません。
/opt/eset/efs/bin/quar --follow |
隔離ログを確認したい場合は、Webインターフェースの画面を開き、[隔離]ボタンをクリックしてください。隔離したログが表示されます。
本現象は、2023年1月24日より公開しております ESET Server Security for Linux V9.1.91.0 で修正されています。
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その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。