Linux向けクライアント用プログラムで報告されている脆弱性(CVE-2022-0615)への対応についてご案内いたします。
本脆弱性の詳細は以下の通りです。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、ユーザーズサイトにて現在公開しております最新バージョンへバージョンアップしていただきますようお願いします。
◆ 脆弱性の対象となる製品
- ESET PROTECT Essential クラウド
- ESET PROTECT Entry(旧名称:ESET PROTECT Entry クラウド)
- ESET PROTECT Advanced(旧名称:ESET PROTECT Advanced クラウド)
- ESET PROTECT Complete(旧名称:ESET PROTECT Complete クラウド)
- ESET PROTECT Essential オンプレミス
- ESET PROTECT Entry オンプレミス
- ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス
- ESET PROTECT Advanced オンプレミス
- ESET PROTECT MDR
- ESET PROTECT Enterprise
- ESET Server Security for Linux / Windows Server(旧名称:ESET File Security for Linux / Windows Server)
◆ 脆弱性の対象となるプログラム
Linux Desktop / Linux Server環境でご利用いただける以下のプログラムが対象です。
プログラム名 |
バージョン |
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux |
V8.0(※1) |
8.0.3.0 |
V8.1 |
8.1.3.0 |
ESET Server Security for Linux |
V8.1 |
8.1.685.0 / 8.1.813.0 / 8.1.815.0 |
ESET File Security for Linux |
V7.2(※1) |
7.2.574.0 |
※1 サポートを終了しました。
※2 現在ご利用中のバージョンの確認方法はこちら。
※3 ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V9.0.5.0 以降 / ESET Server Security for Linux V9.0.174.0 以降には、本脆弱性はありません。
◆ 対象OS
- Linux Desktop環境
- Linux Server環境
◆ 脆弱性の情報
対象プログラムのカーネルモジュールに潜在的な解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性が存在します。
【 参考 】
◆ 想定される影響
本脆弱性により、攻撃者がシステムでサービス拒否(denial-of-service)状態を引き起こす可能性があります。
◆ 対応方法
本脆弱性を修正したプログラムを公開しました。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、ユーザーズサイトにて現在公開しております最新バージョンへバージョンアップしていただきますようお願いします。
【 修正されたプログラム 】
プログラム名 |
修正されたバージョン |
プログラムの
ダウンロード |
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux |
V8.1 |
8.1.7.0 以降 |
こちら |
ESET Server Security for Linux |
V8.1 |
8.1.818.0 以降 |
こちら |
※1 ESET Endpoint アンチウイルス for Linux の最新バージョンのダウンロードはこちら。
※2 ESET Server Security for Linux の最新バージョンのダウンロードはこちら。
【 修正されたプログラムへのバージョンアップ方法 】
プログラム名 |
バージョン |
バージョンアップ方法 |
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux |
V8.0 |
以下のWebページをご参照ください。
- 法人向けサーバー・クライアント用製品をご利用の場合は、こちら
- 法人向けサーバー専用製品をご利用の場合は、こちら
|
V8.1 |
ESET Server Security for Linux |
V8.1 |
ESET File Security for Linux |
V7.2 |
◆ サポートセンターへのお問い合わせ
本脆弱性に関してご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターにお問い合わせください。
お客さまにはご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。