本ページでは、管理サーバーESET Endpoint Encryption Server(以下、EEEサーバー)の管理画面へログインするアカウントがロックした場合の解除手順をご案内いたします。

EEEサーバーの管理画面へログインする時に、パスワードの入力ミスなどで連続してログインに失敗すると、アカウントがロックされる場合があります。管理画面へログインするアカウントがロックすると、下図のメッセージが表示されます。

＜メッセージ内容＞

アカウントはロックされています。管理者に連絡するか、アカウントのロック解除方法について、ESET Endpoint Encryption Serverナレッジベースを参照してください。

一度管理画面にログインするアカウントがロックすると、ロックが解除されるまで正しいパスワードを入力しても管理画面へログインできません。
アカウントのロックを解除するには、システム管理者のロールが割り当てられた別のアカウントで管理画面へログインする必要があります。

ロックしたアカウント以外に、システム管理者のロールが割り当てられたアカウントが存在しない場合は、サポートセンターまでご連絡ください。

1. 他の管理者アカウントでEEEサーバーの管理画面へログインします。

2. 「コントロールパネル」をクリックします。

3. 「ログイン」をクリックし、ロックされたアカウントをクリック後「ログインの編集」をクリックします。

4. 「アカウントのロック」チェックボックスのチェックを外し、「保存」ボタンをクリックします。

5. 「アカウントのロック」の項目が「いいえ」になっていることを確認します。

以上でアカウントロックの解除は完了です。

＜補足情報＞ロックしたアカウントのパスワードが不明な場合

ロックしたアカウントのパスワードが不明な場合は、アカウントのパスワードを新たに設定します。

 

1. アカウントロックの解除手順5の設定画面で「パスワードのリセット」をクリックします。

 

2. 「パスワード」および「パスワードの確認」欄に新しいパスワードを設定し、「OK」ボタンをクリックします。

 

3. 「パスワードリセットが成功しました」と表示されますので「OK」ボタンをクリックします。

＜補足情報＞アカウントロックしたアカウントのパスワードを次回ログイン時に変更する場合

アカウントロックの解除手順4で「パスワード変更の必要性」にチェックを入れると、次回アカウントロックを解除したアカウントで管理画面へログインした際、パスワードの変更を求めるダイアログが表示されます。

 

1. 管理画面へログインした際、パスワードを設定するダイアログが表示されますので、「新しいパスワード」と「パスワードの確認」欄にパスワードを入力し、「変更」ボタンをクリックします。

 

2. 「OK」ボタンをクリックするとパスワードの変更が完了します。

＜補足情報＞アカウントロックまでに入力するパスワード回数を変更する場合

管理画面へログインする際に入力するパスワードを複数回間違えるとアカウントがロックしますが、EEEサーバー上の設定で、アカウントロックまでに入力できるパスワードの回数を指定することができます。

この回数は無限に設定することはできませんが、999などの回数を指定することで、アカウントが簡単にロックされることを防ぐことができます。

 

1. アカウントロックの解除手順5の画面で「グローバル設定」をクリックし、「誤ったパスワードの最大試行回数」項目へ回数を入力します。

 

 

2. 回数を指定した後「保存」ボタンをクリックします。