• No : 19834
  • 公開日時 : 2024/03/04 10:00
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ESET Endpoint アンチウイルス の変更点(V8.0.2028.1 → V8.1.2037.3)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス V8.0.2028.1 から ESET Endpoint アンチウイルス V8.1.2037.3 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V8.0.2028.1 から V8.1.2037.3
 
以下の機能が追加・強化されました。
  • Windows 10 November 2021 Update(バージョン「21H2」)への対応【 2021.11.24 追加 】
     
  • Windows 11 への対応【 2021.11.15 追加 】
     
  • アイドル状態検査の対象に、WMIデータベースとシステムレジストリが選択可能になりました。
    ※ 詳細設定画面 →[検索エンジン]→[マルウェア検査]→[アイドル状態検査]→[THREATSENSEパラメータ]の[検査するオブジェクト]から設定できます。
     
  • デバイスコントロールのルールで、[シリアル番号]に含まれる空白を無視して動作するようになりました。
     
  • 「テクニカルサポート」画面から、詳細ログを有効にできるようになりました。
    ※[ヘルプとサポート]→[テクニカルサポート]→[詳細ログ]から設定できます。
     
  • 詳細ログの項目に、「リアルタイムファイルシステム保護詳細ログを有効にする」が追加されました。
    ※ 詳細設定画面 →[ツール]→[診断]→[詳細ログ]から設定できます
     
  • プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能の既定値が「アップデートしない」から「アップデート前に確認する」に変更されました。
    ※ ESET Management エージェントがインストールされている環境では、「アップデートしない」のままです。
 
■ 修正(V8.0.2028.1 から V8.1.2037.3)
 
以下の不具合が修正されました。
  • セキュリティ管理ツールに搭載されているソフトウェアインストールタスクを使用してクライアント用プログラムをリモートインストールすると、以下のエラーメッセージが表示されてインストールに失敗する
    進捗状況説明:タスクが失敗しました。ソフトウェアを手動でインストールしてください。
     
    ※ 現象の詳細はこちら
     
  • デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」に"警告"ルールを作成していると、OS再起動時にポップアップが表示される
     
  • セキュリティレポートの世界地図上にマルウェア発生状況が表示されない
 
■ ご利用上の注意事項(V8.1.2037.3)
  • プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能のご利用について

    仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
    [Q&A]プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能とは?
     
  • セキュリティと安定性のアップデート機能について
     
  • リアルタイムファイルシステム保護の動作について

    アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
    本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
     
  • Windows 7 環境でのご利用について

    本バージョンを Windows 7 環境でご利用いただく場合、インストールする前に、Windows更新プログラムKB4490628とKB4474419を必ず適用してください。
     
  • SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて

    以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。

    詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]

    該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
     
  • 旧バージョンから上書きインストール後に、「コンピューターを再起動する必要があります」のセキュリティアラートが表示されます。上書きインストール後は、必ずコンピューターの再起動をおこなってください。詳細はこちら
     
  • ESET RMM(詳細設定画面→[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
     
  • ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください。
    【 アップデート可能なプログラム対応表

    なお、本資料には以下の内容が記載されています。
    • 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※)
    • 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム
※ オフライン環境などで利用する場合は、ユーザーズサイトに公開している「Windowsの「バージョン7~8」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
 
■ 既知の不具合(V8.1.2037.3)
以下の不具合を確認しております。
  • ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない

    ESET Endpoint Security でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
     
    (※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
     
    HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
     
  • パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
     
    プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。

  • 「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される

    「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[ユーザーインターフェース]-[アラートとメッセージボックス]-[対話アラートのリスト]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。 
  • アップデート完了後も「現在の状況」画面のステータスが更新されない

    アップデートが完了しているにも関わらず、「現在の状況」画面の「保護を初期化しています」というメッセージや、「前回成功したアップデート日時」が更新されていません。

    本事象が発生した場合は、一度別の画面に移動してから、再度「現在の状況」画面を表示することで表示が更新されます。
  • デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても取り出せない

    [設定]画面-[詳細設定]-[デバイスコントロール]- ルールの[編集]より、「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても「取り出し中にエラーが発生しました」のポップアップが表示されてメディアを取り出せません。

    直接ドライブの取り出しボタンでメディアを取り出してください。仮想環境の場合は、仮想管理コンソールより取り出してください。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス
プラットフォーム(OS)
Windows