ESET Endpoint Security V8.0.2028.1 から ESET Endpoint Security V8.1.2037.3 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V8.0.2028.1 から V8.1.2037.3)
以下の機能が追加・強化されました。
- Windows 10 November 2021 Update(バージョン「21H2」)への対応【 2021.11.24 追加 】
- Windows 11 への対応【 2021.11.15 追加 】
- アイドル状態検査の対象に、WMIデータベースとシステムレジストリが選択可能になりました。
※ 詳細設定画面 →[検索エンジン]→[マルウェア検査]→[アイドル状態検査]→[THREATSENSEパラメータ]の[検査するオブジェクト]から設定できます。
- デバイスコントロールのルールで、[シリアル番号]に含まれる空白を無視して動作するようになりました。
- 「テクニカルサポート」画面から、詳細ログを有効にできるようになりました。
※[ヘルプとサポート]→[テクニカルサポート]→[詳細ログ]から設定できます。
- 詳細ログの項目に、「リアルタイムファイルシステム保護詳細ログを有効にする」が追加されました。
※ 詳細設定画面 →[ツール]→[診断]→[詳細ログ]から設定できます
- プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能の既定値が「アップデートしない」から「アップデート前に確認する」に変更されました。
※ ESET Management エージェントがインストールされている環境では、「アップデートしない」のままです。
■ 修正(V8.0.2028.1 から V8.1.2037.3)
以下の不具合が修正されました。
- セキュリティ管理ツールに搭載されているソフトウェアインストールタスクを使用してクライアント用プログラムをリモートインストールすると、以下のエラーメッセージが表示されてインストールに失敗する
進捗状況説明:タスクが失敗しました。ソフトウェアを手動でインストールしてください。 |
- デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」に"警告"ルールを作成していると、OS再起動時にポップアップが表示される
- 既定の Webブラウザーで Microsoft Edge 88.0.0.0 以降をご利用の場合、特定のサイトをサイトアクセス時にセキュアーブラウザーとして起動するよう登録していてもセキュアーブラウザーへリダイレクトされない
- セキュリティレポートの世界地図上にマルウェア発生状況が表示されない
■ ご利用上の注意事項(V8.1.2037.3)
※ オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windowsの「バージョン7~8」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
■ 既知の不具合(V8.1.2037.3)
以下の不具合を確認しております。
-
「Webアクセス保護」プログラムコンポーネントを除外してインストールしても、アラートと有効化リンクが表示される
インストール時にプログラムコンポーネントの選択画面で「Webアクセス保護」(または「Webとメール」)を除外したにも関わらず、「Webアクセス保護が一時停止しています」というアラートと、Webアクセス保護を有効化するためのリンクが表示されてしまいます。
-
ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint Security でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
-
パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
-
- 「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[ユーザーインターフェース]-[アラートとメッセージボックス]-[対話アラートのリスト]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
- セキュアブラウザーの対話アラートが表示されない
セキュアブラウザーの対話アラート「既定のブラウザーで続行することを許可する」の「ユーザーに確認する」を有効にしていても、保護されたWebサイトへアクセスした際に当該対話アラートが表示されません。
- アップデート完了後も「現在の状況」画面のステータスが更新されない
アップデートが完了しているにも関わらず、「現在の状況」画面の「保護を初期化しています」というメッセージや、「前回成功したアップデート日時」が更新されていません。
本事象が発生した場合は、一度別の画面に移動してから、再度「現在の状況」画面を表示することで表示が更新されます。
- デバイスコントロールの設定で「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても取り出せない
[設定]画面-[詳細設定]-[デバイスコントロール]- ルールの[編集]より、「CD/DVD」にブロックルールを適用している場合、エクスプローラーよりCD/DVDを[右クリック]-[取り出し]をおこなっても「取り出し中にエラーが発生しました」のポップアップが表示されてメディアを取り出せません。
直接ドライブの取り出しボタンでメディアを取り出してください。仮想環境の場合は、仮想管理コンソールより取り出してください。
本現象は、2023年12月7日より公開しております ESET Endpoint Security V11.0.2032.1 で修正されました。
|
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。