フォルダーの暗号化機能について

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本ページでは、ESET Endpoint Encryptionのフォルダーの暗号化機能についてご案内いたします。

暗号化できないフォルダーについて

下記パス内のフォルダーは基本的に暗号化できません。

！注意！

「C:\Users」については例外として、デスクトップ上に作成したフォルダーやマイドキュメント内に作成したフォルダーは暗号化できます。

！注意！

ネットワーク上の共有フォルダーは暗号化できません。
また共有フォルダー内に作成されたフォルダーもネットワークフォルダーですので暗号化できません。
暗号化しようとすると下記のようなメッセージが表示されます。

暗号化できないフォルダーは、暗号化しようとしてフォルダーを指定しても、コンテキストメニューに「ESET Endpoint Encryption でファイルを暗号化」メニューが表示されません。

＜暗号化できるフォルダーのメニュー＞

＜暗号化できないフォルダーのメニュー＞

暗号化したフォルダーの移動、コピーについて

フォルダーの暗号化機能で暗号化したフォルダーは、移動やコピーができません。
移動やコピーを実施しようとすると下記のようなメッセージが表示されます。

＜暗号化したフォルダーの移動＞

＜暗号化したフォルダーのコピー＞

フォルダーを暗号化する手順について

フォルダーの暗号化機能でフォルダーを暗号化する手順についてご案内いたします。

暗号化したいフォルダーをマウスで右クリックしコンテキストメニューから「ESET Endpoint Encryption」→「ESET Endpoint Encryption でファイルを暗号化」をクリックします。

！注意！

フォルダーの暗号化については、パスワードでの暗号化ができません。

オプション項目	暗号化キーが使用できない時はフォルダを非表示にする
項目の説明	このオプションを有効にするとESET Endpoint Encryptionアプリケーションにログインしていない時に暗号化したフォルダーが非表示となり、存在を確認できません。エクスプローラ等で表示されなくなります。

オプション項目	プレーンテキストのバックアップを残しますか？
項目の説明	このオプションにチェックを入れると暗号化完了時に暗号化したフォルダーと暗号化前の暗号化されていないフォルダーの両方が作成されます。チェックを外すと暗号化したフォルダーのみが作成されます。

！注意！

万が一のトラブルに備えて暗号化前のフォルダーを残しておくように、「プレーンテキストのバックアップを残しますか？」のオプションにチェックを入れておくことを推奨いたします。

暗号化したフォルダーが作成されます。
手順5でオプションにチェックを入れると「フォルダー名（DLPバックアップ）」という暗号化されていない暗号化前のフォルダーが作成されます。