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サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
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  • No : 33475
  • 公開日時 : 2025/10/28 10:00
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ESET Endpoint アンチウイルス for Linux の変更点(V12.0.13.0 → V12.1.1.0)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V12.0.13.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V12.1.1.0 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V12.0.13.0 から V12.1.1.0)
 
以下の機能が追加されました。
  • Debian 13 への対応が追加されました
     
  • 高頻度のアップデートを可能にする設定が追加されました
    既定値は有効で、セキュリティ管理ツールのポリシー([アップデート]→[基本]→[モジュールのアップデート]の[検出シグネチャーの高頻度なアップデートを有効にする])を利用して設定変更できます。
 
■ 変更(V12.0.13.0 から V12.1.1.0)
 
以下の機能が変更されました。
  • セキュリティ管理ツール上で、プロキシサーバーに関する設定箇所が、[接続]配下から[ツール]配下へ変更になりました
     
■ 修正(V12.0.13.0 から V12.1.1.0)
 
内部的な不具合が修正されました。
 
 
■ ご利用上の注意事項(V12.1.1.0)
  • インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です
     
  • 以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストール時に自動でインストールされます
    ※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。しかし、Ubuntu 22.04 LTS および Linux Mint 21 上の最新カーネルで必要な「gcc-12」については、手動で導入する必要があります。

    オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストールを実施してください。
     
    OS
    パッケージ
    • Red Hat Enterprise Linux
    • gcc
    • make
    • elfutil-libelf-devel
    • kernel-devel
    • nftables
    • libcurl
    • nss-tools
    • Ubuntu Desktop 
    • Linux Mint
    • Debian
    • gcc
    • make
    • libelf-dev
    • linux-headers-generic
    • linux-headers-generic-hwe
    • nftables
    • libcurl4
    • libnss3-tools

     
  • 以下のディスプレイサーバーがサポートされています

    ・X11
    ・Wayland
     
  • 以下のデスクトップ環境がサポートされています

    ・Cinnamon 5.0以降
    ・GNOME 3.28.2以降
    ・KDE
    ・XFCE
    ・MATE
     
  • ミラーサーバーを使用したアップデートについて

    本製品をミラーサーバー経由でアップデートする場合は、ミラーツールの --updateServer オプションを使用してLinux版のモジュールを取得したミラーサーバーを作成する必要があります。

    作業手順については、以下をご参照ください。
    ・Windows Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
    ・Linux Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
 
■ 既知の不具合(V12.1.1.0)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない

    「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されません。
     
  • 標準出力にエラーが表示される

    本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
    本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこなわれています。
     
    N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません)
     
  • Webアクセス保護機能を除外してインストールする際に出力されるログについて

    Webアクセス保護機能を除外してインストール(※)をおこなった際、バージョンアップ時に「libnss3-tools」と「nftables」をインストールコマンドの引数に指定して実行するよう以下のログが出力されます。
    ※ Webアクセス保護機能を除外するインストールコマンド:ESET_DISABLE_NFTABLES=1 ./eea-12.1.1.0.x86_64.bin
     
    To upgrade ESET Endpoint Antivirus to newer version, use:
    apt-get install ./eea-12.1.1.0-ubuntu20.x86_64.deb libnss3-tools- nftables-

    本現象は表示上の問題で、Webアクセス保護機能を除外してインストール・バージョンアップする場合は、「libnss3-tools」と「nftables」の導入は不要です。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2025年10月29日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux
プラットフォーム(OS)
Linux Desktop

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