Canon logo
サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
  • 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 30310
  • 公開日時 : 2024/10/15 10:00
  • 印刷

ESET Endpoint アンチウイルス for Linux の変更点(V11.0.17.0→ V11.1.3.0)

回答

ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.0.17.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for Linux V11.1.3.0 の変更点は以下の通りです。
 
 
■ 追加(V11.0.17.0 から V11.1.3.0)
 
以下の機能が追加されました。
  • インストール時にWebアクセス保護機能を除外できるようになりました
    インストール手順等の詳細は、こちら(英語版オンラインヘルプ)をご参照ください。なお、Webアクセス保護機能を除外してインストールした場合、本機能を有効にするには、プログラムの再インストールが必要です。
 
■ 変更(V11.0.17.0 から V11.1.3.0)
 
以下の機能が変更されました。
  • Ubuntu 18.04 がサポート対象外となりました
 
■ 修正(V11.0.17.0 から V11.1.3.0)
 
以下の不具合が修正されました。
  • 隔離されたファイルの名前に一部の文字コードで扱えない文字が含まれていると、隔離の一覧を表示するコマンドでエラーが発生する
 
■ ご利用上の注意事項(V11.1.3.0)
  • インストールにはroot権限(スーパーユーザー)が必要です
     
  • 以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストール時に自動でインストールされます
    ※ 不足している記載パッケージと依存性関連のパッケージがOSリポジトリから取得しインストールされます。しかし、Ubuntu 22.04 LTS 上の最新カーネルで必要な「gcc-12」については、手動で導入する必要があります。

    オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux のインストールを実施してください。

    ・gcc
    ・make
    ・libelf-dev
    ・linux-headers-generic
    ・linux-headers-generic-hwe
    ・nftables
    ・libcurl4
    ・libnss3-tools
     
  • セキュアOS「AppArmor」には対応していません。既定で有効になっている AppArmor は、無効、またはアンインストールしてください
    ※ AppArmorが有効のままだと、ESET Endpoint アンチウイルス for Linux が正常に動作しない場合があります。

    詳細は以下のWebページをご参照ください。
    [Q&A]セキュアOS(AppArmor / SELinux)への対応について
     
  • 以下のディスプレイサーバーがサポートされています

    ・X11
    ・Wayland
     
  • 以下のデスクトップ環境がサポートされています

    ・GNOME 3.28.2以降
    ・KDE
    ・XFCE
    ・MATE
     
  • ミラーサーバーを使用したアップデートについて

    本製品をミラーサーバー経由でアップデートする場合は、ミラーツールの --updateServer オプションを使用してLinux版のモジュールを取得したミラーサーバーを作成する必要があります。

    作業手順については、以下をご参照ください。
    ・Windows Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
    ・Linux Server環境でミラーツールを使用する場合はこちら
 
■ 既知の不具合(V11.1.3.0)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて即時に検出されない

    「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて即時に検出されません。

  • 標準出力にエラーが表示される

    本バージョンをインストールまたはアップデートする際、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
    本現象は表示上の問題で、インストール処理は正常におこなわれています。
     
    N: ファイル’<インストーラパス>’がユーザ’_apt’からアクセスできないため、ダウンロードはrootでサンドボックスを賭さずに行われます。 - pkgAcquire::Run(13:許可がありません)

  • Webアクセス保護機能を除外してインストールする際に出力されるログについて

    Webアクセス保護機能を除外してインストールをおこなった際、バージョンアップ時に「libnss3-tools」と「nftables」をインストールコマンドの引数に指定して実行するよう以下のログが出力されます。
     
    To upgrade ESET Endpoint Antivirus to newer version, use:
    apt-get install ./eea-11.1.3.0-ubuntu18.x86_64.deb libnss3-tools- nftables-

    本現象は表示上の問題で、Webアクセス保護機能を除外してインストール・バージョンアップする場合は、「libnss3-tools」と「nftables」の導入は不要です。
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年10月16日以降となります。
 
 
プログラム
ESET Endpoint アンチウイルス for Linux
プラットフォーム(OS)
Linux Desktop

【 より良いサポート情報のご提供のため、アンケートにご協力ください! 】このQ&Aは役に立ちましたか?

ご意見・ご感想をお寄せください。

関連Webサイト

ユーザーズサイト
マルウェア情報局