ESET Endpoint アンチウイルス ARM64対応版 V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
以下の機能が追加されました。
- 以下の設定項目よりリモートデスクトッププロトコル(RDP)のアクセス元を制限できるようになりました
詳細設定画面 →[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[ネットワーク攻撃保護]→[総当たり攻撃保護]の「受信RDP接続を制限(※1)」
なお、アクセス元は[ネットワークアクセス保護]にある「IPセット」より設定可能です。
- デバイスコントロールが改良され、デバイスタイプのアイコンが表示されるようになりました
- 「上書きモード(※2)」を設定した場合、本プログラムの設定画面、および通知領域(タスクトレイ)にあるESET製品のアイコンを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに、上書きモードの開始 / 終了を適用する項目が表示されるようになりました
- クライアント側で設定画面にパスワードをかけている環境で、「上書きモード(※2)」を有効化する際にパスワードが要求されなくなりました
(※1)「受信RDP接続を制限」の既定値は、本プログラムを新規インストールした場合「信頼ゾーン」、本プログラムへバージョンアップした場合「すべてのネットワーク」です。
(※2)セキュリティ管理ツールで管理されているプログラムのローカルでの設定変更を一時的に可能にするモードです。セキュリティ管理ツールのポリシーより設定できます。
■ 変更(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
以下の機能が変更されました。
- ESET LiveGuard Advanced を有効化する設定項目が「クラウドベース保護」の配下から「ESET LiveGuard Advanced」の配下に移動となりました
■ 修正(V11.0.2044.1 から V11.1.2039.3)
以下の不具合が修正されました。
■ ご利用上の注意事項(V11.1.2039.3)
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン11」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V11)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
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「Azure Code Signing(ACS)」準拠について
本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細は
こちら。
- 「ヘルプとサポート」画面に表示されるサポート期限の日付が、実際のサポート期限と1日ずれる
実際のサポート期限については、こちらをご参照ください。
■ 既知の不具合(V11.1.2039.3)
以下の不具合を確認しております。
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ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint アンチウイルス でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
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パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
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「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
- ログ取得プログラムを実行した際にログが取得できない現象について【 2024.9.3 追記 】
ログ取得プログラムをARM64環境で実行すると、ログ取得が行えない現象を確認しています。
※ 本現象は、2024年9月3日より公開しておりますログ取得プログラムで修正されました。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2024年7月17日以降となります。