ESET Endpoint アンチウイルス V9.1.2063.1 から V9.1.2066.1 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V9.1.2063.1 から V9.1.2066.1)
 
以下の機能が追加されました。
- Azure Code Signing(ACS)への対応
- Windows 11 2023 Update(バージョン「23H2」)への対応
 
■ 修正(V9.1.2063.1 から V9.1.2066.1)
 
修正された不具合はありません。
 
■ ご利用上の注意事項(V9.1.2066.1)
- 本バージョンの検出エンジン(ウイルス定義データベース)をアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※1)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※2)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン9」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジン(ウイルス定義データベース)ファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V9)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
 
■ 既知の不具合(V9.1.2066.1)
以下の不具合を確認しております。
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ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない 
 ESET Endpoint アンチウイルス でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
 (※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。 HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
 
 
 
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パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
 
 
 
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「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
 
 「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[ユーザーインターフェース]-[アラートとメッセージボックス]-[対話アラートのリスト]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
 
 
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自動アップデート機能 / プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能を使用してバージョンアップすると、プログラムが起動しない場合がある 本現象が発生した場合は、OSの再起動をおこなってください。 
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自動解決ポリシーを適用した際、再起動実施後もデスクトップ通知が再び表示される
 
 ESET PROTECT Cloud / ESET PROTECT V9 から自動解決に関する設定をした[ESET Endpoint for Windows]ポリシーを適用し、「デバイスの再起動」デスクトップ通知が表示される際に、プログラムの「現在の状況」画面の「デバイスの再起動」リンク、またはOS操作により再起動をおこなうと、再起動後に同デスクトップ通知が再度表示されることがあります。
 本現象は、「デバイスの再起動」デスクトップ通知の「再起動」ボタンより再起動をおこなうことで解消されます。
 
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Webアクセス保護を一時停止しても、フィッシング対策機能が一時停止表示にならない
 
 Webアクセス保護を一時停止すると、フィッシング対策機能も動作しなくなるにもかかわらず、フィッシング対策機能の表示が一時停止(赤)にならず、有効(緑)のままになってしまいます。
 
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インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗する
V9.0 以前のバージョンから自動アップデート機能 / プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能を使用してバージョンアップした環境で、インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗します。 
設定のエクスポートは、 こちらを参照して、設定画面の「設定のインポート/エクスポート」よりおこなってください。
  
 
- [変更された電子メール]機能が単独で動作しない【 2024.7.16 追記 】
 
 詳細設定画面 →[WEBとメール]→[電子メールクライアント保護]→[電子メールクライアント]の[検査対象メール]で[変更された電子メール]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。
 
 現象が発生した場合は、すべて有効の状態でご使用ください。
| 本現象は、2024年7月16日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス V11.1.2039.3 で修正されました。 | 
 
 
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
 

ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2023年11月22日以降となります。