• No : 29146
  • 公開日時 : 2024/09/03 10:00
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ESET PROTECT on-prem の変更点 (V11.0.15.0 → V11.1.15.0)

回答

ESET PROTECT on-prem V11.0.15.0 から ESET PROTECT on-prem V11.1.15.0 の変更点は以下の通りです。
 
■ 追加(V11.0.15.0 から V11.1.15.0)
 
以下の機能が追加・強化されました。
  • Rockey Linux 9 がサポート対象となりました
     
  • オンプレミス型セキュリティ管理ツールからクラウド型セキュリティ管理ツールへ移行する場合に、コンピューターを含めた静的グループ構造を移行できるようになりました
     
  • Webコンソール上の「コンピューター」の項目にて、フィルター機能が拡張され、対象文字列に関して「等しい、等しくない、含む」等の論理式でのフィルタリングが可能になりました
     
  • Microsoft SQL Server へのアクセスをWindows認証でおこなえるようになりました
    なお、データベース側の設定は、Windows認証モードではなく、混合モードに設定してください。
    また、Windows認証の場合、「コンポーネントアップグレード」タスクを実行してバージョンアップができません。
    ※ オールインワンインストーラーを使用してインストールする場合、本設定はできません。本設定をおこないたい場合は、コンポーネントプログラムを使用してインストールしてください。
     
  • 期限がきれたトリガーが自動で削除されるようになりました
    なお、トリガーの削除は、以下の場合におこなわれます。
    ・即時実行トリガー:有効期限日の1か月後に削除
    ・スケジュールされたトリガー:終了日が指定されている場合は終了日の1か月後に削除 / 発生回数が指定されている場合は最後の実行の1か月後に削除
     
  • Mac および Linux向けプログラムに適用される ESET LiveGrid®のビルトインポリシーが追加されました
    ESET PROTECT Essential クラウド、ESET PROTECT Entry、ESET PROTECT Essential オンプレミス、ESET PROTECT Entry オンプレミスのライセンスが登録されている場合に、ESET LiveGrid®の設定を有効化するポリシーを適用するかポップアップが表示されます。
    表示されるポップアップについて
 
■ 変更(V11.0.15.0 から V11.1.15.0)
 
以下の機能が変更されました。
  • CentOS7 および Red Hat Enterprise Linux 7 がサポート対象外となりました
     
  • Rokey Linux 環境においてインストールに必要なODBCドライバが、MySQL ODBC Driver から MariaDB ODBC Driver(v3.1.12)に変更されました
     
  • Linux環境で本セキュリティ管理ツールを利用する場合、PDFレポート作成のために以下のパッケージが必要となりました
    ・xorg-x11-server-Xvfb
    ・nss/atk/at-spi2-atk/libXcomposite/libXdamage/libXrandr
 
修正(V11.0.15.0 から V11.1.15.0)
 
以下の不具合が修正されました。
  • スケジュールを利用してレポートを保存する際に、レポート名に特殊文字が含まれていると正常にレポートが保存されない
  • コンピューターを選択→[アップデート] → [ESET製品をアップデート]から、ESET Management エージェントとクライアント用プログラムを同時にバージョンアップするとバージョンアップに失敗する
  • サーバーログにエラーメッセージが大量に記録される
 
■ ご利用上の注意事項(V11.1.15.0)
  • ESET Management エージェントの自動アップグレード機能については、以下のWebページをご確認ください
    [Q&A]ESET Management エージェント の自動アップグレード機能を有効、または、無効にするには?
     
  • オールインワンインストーラーを利用してバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください

  • 監査ログのレポートを生成するための権限について
     
    監査ログのレポートを生成するためには、ESET PROTECT Webコンソールにログインするユーザーに[監査ログ]の読み取り権限が必要です。

  • 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
     
    ESET PROTECT on-prem の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
    設定項目 設定内容
    検査されたサーバー
    (検査をおこなうクライアント端末を指定)
    Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーを指定
    検査対象 「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択
     
    Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
  • ESET Bridge について
    Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2 には対応していません。ESET Bridge についての詳細は、こちらをご参照ください。

  • 画面左上のリンク一覧に ESET PROTECT Hub と ESET MSP Administrator のリンクが表示されますが、日本では利用いただけません。
 
■ 既知の不具合(V11.1.15.0)
 
ご利用いただくうえで、動作に支障をきたす不具合は報告されておりません。
 
 
■ 既知の不具合(ミラーツール)
 
以下の不具合を確認しております。
  • 2022年4月19日以降に提供開始のミラーツールで、V4 / V5 用のアップデートファイルが作成されない【 修正済み 】

    2022年4月19日以降に提供開始のミラーツールで V4 / V5 用のアップデートファイルを作成する際に、「--mirrorFileFormat」オプションを使用してDLLのみのアップデートファイルを作成しようとすると、以下のエラーが発生します。
    Error: Perform full mirror failed with error: File not found on server. Error code is: 8451 Error occured.

    「--mirrorFileFormat」オプションを使用してDLLのみの検出エンジンアップデートファイルを作成する場合は、「--excludedProducts」オプションで「v4」「v5」を除外してください。
     
    ※ 本現象は、2024年9月3日提供開始のミラーツールで修正されました。最新のミラーツールはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
 
 
その他サポート情報につきましては、こちらをご参照ください。
 
 
プログラム
ESET PROTECT(オンプレミス版)
プラットフォーム(OS)
Windows Server, Linux Server