セキュリティ管理ツールを利用して、Windows 向けクライアント用プログラムの検出エンジンのアップデート冗長化をおこなう手順は以下のとおりです。
ここでは例として、クライアント端末に以下の設定でアップデートの冗長化をおこなわせる手順をご案内します。
プライマリ |
社内ミラーサーバー経由でアップデートする |
セカンダリ |
インターネット経由でアップデートする |
< 対象プログラム >
◆ セキュリティ管理ツール
- クラウド型セキュリティ管理ツール
- オンプレミス型セキュリティ管理ツール
◆ クライアント用プログラム
- ESET Endpoint Security
- ESET Endpoint アンチウイルス
- ESET Server Security for Microsoft Windows Server
※ Mac向けクライアント用プログラム、および、Linux向けクライアント用プログラムについては、設定手順が異なります。
< 設定手順 >
設定の変更点をまとめたポリシーを作成し、クライアント端末に適用します。
- 以下の手順でセキュリティ管理ツールにログインします。
- 画面左側の[ポリシー]をクリックして、[新しいポリシー]を選択します。
- [基本]項目内の[名前]と[説明]に、任意の名前と説明を入力します。(例:名前「Windows用 セキュリティ製品 - アップデート」 / 説明「アップデートの冗長化をおこないます。」)
- [設定]項目内の[製品を選択…]をクリックし、ポリシーの配布対象となるプログラムを選択します。
- Windows向けクライアント用プログラム
ESET Endpoint for Windows
- Windows Server向けクライアント用プログラム
ESET Server /File Security for Windows Server (V6+)
- 社内ミラーサーバー経由でアップデートする設定(プライマリ)のプロファイルを作成します。
- インターネット経由でアップデートする設定(セカンダリ)のプロファイルを作成します。
- [ツール]→[スケジューラ]→[編集]をクリックします。
- [定期的に自動アップデート]を選択して、[編集]ボタンをクリックします。
- [タスク詳細]画面が表示されます。内容を確認して[次へ]ボタンをクリックします。
- [タスクの実行]、または、[タスクタイミング]画面が表示されます。内容を確認して[次へ]をクリックします。
- タスクの実行間隔を設定する画面が表示されます。内容を確認して[次へ]をクリックします。
- [タスクが実行されなかった場合]、または、[実行されなかったタスク]画面が表示されます。内容を確認して[次へ]をクリックします。
- [タスク詳細]画面が表示されます。アップデートに使用するプロファイルの[アクティブなアップデートプロファイルを使用する]を無効にして、[プロファイル]のプルダウンリストから、手順5で作成したプライマリ用のプロファイル名(例:ミラーサーバー)を選択します。
- アップデート時に使用するセカンダリプロファイルの[アクティブなアップデートプロファイルを使用する]を無効にして、[プロファイル]のプルダウンリストから、手順6で作成したセカンダリ用のプロファイル名(例:インターネット)を選択します。
- [終了]ボタンをクリックします。
- [保存]ボタンをクリックします。
- [割り当て]項目を展開して、[割り当て]ボタンをクリックします。
- 管理しているクライアントのグループ(画面上部左側)、および、コンピューター名(画面上部右側)より、ポリシーを適用したいグループ、または、クライアント端末にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックします。
- [終了]ボタンをクリックして、ポリシーを作成、適用します。