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クライアントに対して定期的にファイルの検査をさせるには?
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No : 100
公開日時 : 2024/01/18 10:00
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クライアントに対して定期的にファイルの検査をさせるには?
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基本操作
回答
セキュリティ管理ツールからクライアント端末に対して、定期的に自動でウイルス検査を実施するようにスケジュール検査を設定する手順は以下の通りです。
【 設定例 】
ここでは例として、以下の条件でスケジュール検査を実施する設定手順をご案内いたします。
例1
イベント
週2回(月曜日と金曜日)
タスクの実行時間
12:05
特殊設定
プロファイル指定
詳細検査
場所指定
コンピューター内にあるすべてのファイル
例2
イベント
週2回(月曜日と金曜日)
タスクの実行時間
12:05
特殊設定
プロファイル指定
詳細検査
場所指定
Cドライブ配下のフォルダー内にあるすべてのファイル
【 設定手順 】
クライアント端末にスケジュール検査をポリシーで配布する場合
ポリシー作成の全体の手順については、以下のWebページより、「ポリシーを「新規作成」「複製」する場合」をご参照ください。
なお、ポリシーの設定(以下のWebページの手順5)については、後述の
「●ポリシーの設定
」をご確認ください。
[Q&A]クラウド型セキュリティ管理ツールを利用して、新しいポリシーを作成する手順
[Q&A]オンプレミス型セキュリティ管理ツールを利用して、新しいポリシーを作成する手順
● ポリシーの設定
上記Webページ内の手順5で、[ツール]→[スケジューラ]→[編集]を選択します。
スケジューラ画面が表示されるので、[追加]ボタンをクリックします。
[タスク詳細]画面が表示されます。任意の名前(例:クライアント端末の全ファイル検査)を入力し、タスクの種類から[オンデマンドコンピュータの検査]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
[タスクタイミング]画面が表示されます。[毎週]にチェックを入れ[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの実行時刻と曜日の設定画面が表示されます。以下の設定をおこなって[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの実行時刻
時間を[12:05:00]に変更
次の曜日にタスクを実行
[月曜日]と[金曜日]にチェック
[実行されなかったタスク]画面が表示されます。内容を確認して[次へ]ボタンをクリックします。
[タスク詳細]画面が表示されます。以下の設定をおこなって[終了]ボタンをクリックします。
例1:コンピューター内にあるすべてのファイルを検査対象にしたい場合
検査プロファイル
[詳細検査]を選択
すべてのターゲットの検査
有効にする
例2:Cドライブ配下のフォルダー内にあるすべてのファイルを検査したい場合
検査プロファイル
[詳細検査]を選択
すべてのターゲットの検査
無効にする
検査の対象
ローカルドライブのパスを入力
ヒント
[検査の対象]に変数を入力して、検査対象を指定できます。
入力可能な変数についてはこちら
入力する変数
検査対象の場所
${DriveRemovable}
すべてのリムーバブルドライブとデバイス
${DriveRemovableBoot}
すべてのリムーバブルドライブのブートセクター
${DriveFixed}
ハードドライブ(HDD、SSD)
${DriveFixedBoot}
ハードドライブのブートセクター
${DriveAll}
すべての使用可能なドライブ
${DriveAllBoot}
すべてのドライブのブートセクター
${DriveSystem}
システムドライブ
${Share}
共有ドライブ(※1)
${Boot}
メインブートセクター
${Memory}
システムメモリ
${Registry}
システムレジストリ(※2)
${Wmi}
WMIデータベース(※2)
(※1) Windows Server向けクライアント用プログラムのみ指定可能です。
(※2) ESET Endpoint Security V8.x 以降 / ESET Endpoint アンチウイルス V8.x 以降のみ指定可能です。
[保存]ボタンをクリックします。
クライアント端末にスケジュール検査をタスクで配布する場合
以下の手順でセキュリティ管理ツールにログインします。
クラウド型セキュリティ管理ツールの場合
ESET Business Account
にアクセスし、クラウド型セキュリティ管理ツールにログインします。
※ ログイン情報(メールアドレス・パスワード)はお客さま自身で作成したものになります。
オンプレミス型セキュリティ管理ツールの場合
Webコンソールを起動して、オンプレミス型セキュリティ管理ツールにログインします。
※ Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https:
//(Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス)/era/
基本画面左側の[タスク]アイコン→[新規作成]→[クライアントタスク]をクリックします。
[基本]をクリックし、任意の名前(例:クライアント端末の全ファイル検査)を入力します。
※[説明]の入力は任意です。
[タスク分類]に[ESETセキュリティ製品]を選択し、[タスク]に[オンデマンド検査]を選択します。
[設定]項目をクリックして、以下の設定項目について設定を変更します。
※ Android端末向けクライアント用プログラムでは、機能上、対象を限定した検査の実施ができないため、
Android端末に配信するタスクを作成する場合は、[すべてのターゲットの検査]のチェックを外さないでください
。
※ [検査後のシャットダウン][駆除]の項目に関しては、お客さまの運用方針に従って設定をおこなってください。
例1:コンピューター内にあるすべてのファイルを検査対象にしたい場合
変更項目
変更内容
検査プロファイル
[詳細検査]を選択
検査対象
[すべてのターゲットの検査]のチェックを入れる
例2:Cドライブ配下のフォルダー内にあるすべてのファイルを検査したい場合
変更項目
変更内容
検査プロファイル
[詳細検査]を選択
検査対象
[すべてのターゲットの検査]のチェックを外す
ターゲットの追加
ローカルドライブのパスを入力して、[追加]ボタンをクリック
ヒント
[検査の対象]に変数を入力して、検査対象を指定できます。
入力可能な変数についてはこちら
入力する変数
検査対象の場所
${DriveRemovable}
すべてのリムーバブルドライブとデバイス
${DriveRemovableBoot}
すべてのリムーバブルドライブのブートセクター
${DriveFixed}
ハードドライブ(HDD、SSD)
${DriveFixedBoot}
ハードドライブのブートセクター
${DriveAll}
すべての使用可能なドライブ
${DriveAllBoot}
すべてのドライブのブートセクター
${DriveSystem}
システムドライブ
${Share}
共有ドライブ(※1)
${Boot}
メインブートセクター
${Memory}
システムメモリ
${Registry}
システムレジストリ(※2)
${Wmi}
WMIデータベース(※2)
(※1)Windows Server向けクライアント用プログラムのみ指定可能です。
(※2)ESET Endpoint Security V8.x 以降 / ESET Endpoint アンチウイルス V8.x 以降のみ指定可能です。
[終了]ボタンをクリックします。
[クライアントタスクが作成されました。今すぐトリガーを追加しますか?]画面が表示されるので、[トリガーの作成]ボタンをクリックします。
新しいトリガーの作成画面が表示されるので、[基本]を展開し、[トリガー説明]に任意の名前を入力します。
[対象]をクリックして、[ターゲットの追加]をクリックします。
以下よりご利用方法に合わせて手順を実施し、[OK]ボタンをクリックします。
コンピューターの追加をおこなう場合
[グループ]より、スケジュール検査を実施したいクライアント端末が登録してあるグループを選択し、該当するクライアント端末にチェックを入れます。
グループの追加をおこなう場合
[グループ]より、スケジュール検査を実施したいグループにチェックを入れます。
[トリガー]項目をクリックして、以下の設定項目について設定を変更します。
変更項目
変更内容
トリガータイプ
[毎週]を選択
開始日時
検査を開始する日を選択して、時間を[12:05:00]に変更
※ 「トリガータイプ」で複数回の実行を選択すると、検査開始日の日付以降の指定した曜日や日程で、設定した時間に検査が実施されます。
終了条件
[終了なし]にチェック
曜日選択
[月曜日]と[金曜日]にチェック
なお、以下の項目に関しては必要に応じて設定してください。
設定項目
設定内容
ランダム遅延間隔
タスクの実行時間を、本設定で設定した時間内でランダムに遅延させることで、タスク実行のタイミングを分散します。
設定した時間に実行されなかった場合は即時実行
定義した時刻にタスクが実行されなかった場合に、ただちにタスクを実行します。
ローカル時刻を使用
コンソールのタイムゾーンでなく、クライアント端末のタイムゾーンを使用します。
[終了]ボタンをクリックします。
プログラム
ESET Security Management Center, ESET PROTECT(オンプレミス版), ESET PROTECT(クラウド版)
プラットフォーム(OS)
Windows Server, Linux Server