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サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
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  • No : 33200
  • 公開日時 : 2025/10/21 09:52
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ESET Endpoint Security for macOS の変更点(V8.1.200.0 → V9.0.5400.0)

回答

ESET Endpoint Security for macOS V8.1.200.0 から ESET Endpoint Security for macOS V9.0.5400.0 の変更点は以下のとおりです。
 
本バージョンは、macOS Tahoe 26.x へ新規インストールする場合にのみ対応しています。

■ 追加(V8.1.200.0 から V9.0.5400.0)
 
以下の機能が追加されました。
  • macOS Tahoe 26.x へ対応しました 
     
  • デバイスコントロール機能が追加されました
    詳細設定画面 → [保護]→[デバイスコントロール]より設定可能です。
     
  • HTTPSトラフィックを検査できるようになりました
    詳細設定画面 →[検出エンジン]→[セキュアなトランスポートプロトコル]より設定可能です。
     
  • 高頻度のアップデートを可能にする設定が追加されました
    既定値は有効で、セキュリティ管理ツールのポリシー([アップデート]→[基本]→[モジュールのアップデート]の[検出シグネチャーの高頻度なアップデートを有効にする])を利用して設定変更できます。
 
■ 変更(V8.1.200.0 から V9.0.5400.0)
 
以下の機能が変更となりました。
  • セキュリティ管理ツールのポリシーにて設定可能な、「脆弱性およびパッチ管理」のスケジューラの設定画面が新しくなり、より詳細な設定が可能になりました
     
  • 「ネットワークの隔離」機能にて除外設定が可能になりました
    セキュリティ管理ツールのポリシー(製品選択の画面にて[Common features]を選択後、[ネットワークアクセス保護]→[ネットワーク隔離のカスタム除外(クライアントタスク)]の「編集」)より設定できます。
    なお、「ネットワークの隔離」機能を利用できるのは、ESET PROTECT(クラウド版)または ESET PROTECT on-prem V11.1 以降をご利用の場合です。
 
■ 修正された不具合(V8.1.200.0 から V9.0.5400.0)
 
以下の不具合が修正されました。
  • フィッシング対策の警告画面が英語で表示される
  • URLアドレス管理によるブロック時のポップアップが英語で表示される
  • ARM 環境で Chrome を使用した場合、フィッシング対策保護が機能しない
  • macOS Sequoia 15 で拡張子が「.com」や「.dex」のファイルを隔離から復元したときに、ファイル名の後ろに「.c」が付加される
  • [詳細設定]画面に、「ネットワークプロファイル」が表示される
  • [詳細設定]画面 →[ファイアウォール]→ [既定値]にて表示される「警告」の画面にて、「既定値」のボタンが機能しない
 
■ ご利用上の注意事項(V9.0.5400.0)
 
注意事項については、以下のWebページをご参照ください。
 
 
■ 既知の不具合(V9.0.5400.0)
 
以下の不具合を確認しております。
  • Safariを使用した場合にWebアクセス保護の除外が機能しない

    Webアクセス保護の除外を使用したい場合は、他のWebブラウザーをご使用ください。
     
  • リムーバブルメディアの検査をすると検出後にファイルが残る

    ファイルの中身は削除されているので、同名のファイルが残る以外の影響はありません。
     
  • /Applications/Safari.app を指定したファイアウォールルールが正常に動作しない
     
  • Webアクセス保護機能と電子メールクライアント保護機能のアクションアラートダイアログ(※)が英語で表示される
    ※ 駆除レベルを「駆除なし」に設定した場合、ウイルス検出時に対応を選択するダイアログ
     
  • セキュリティ管理ツールのWebコンソールよりクライアント端末に「設定のリクエスト」をした場合に取得できる設定値のうち、保護状態のアラートに関する設定値が[ユーザーインターフェース]-[アプリケーションステータス]の「エンドポイントに表示」の列に反映されない
     
  • セキュリティ管理ツールのWebコンソールよりクライアント端末に「設定のリクエスト」をした場合に取得できる設定値のうち、システム統合に関する設定値が反映されない 

    [ユーザーインターフェース]配下の以下の設定値が反映されません。
    ・ユーザーがグラフィカルユーザーインターフェースを開くことを許可する
    ・メニューバーにアイコンを表示する
    ・デスクトップに通知を表示する
     
  • リムーバブルメディアが挿入された際に自動検査が実行されてもマルウェアを検出しない

    リアルタイムファイルシステム保護やオンデマンド検査での検出は可能です。ファイルを触る前に検査をしておきたい場合は、手動でのオンデマンド検査を実施してください。
     
  • 「脆弱性およびパッチ管理」のスキャンおよびパッチ適用が機能しない

    「脆弱性およびパッチ管理」機能が利用可能な ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスを付与した時点で「機能しない」というエラーが発生します。
 
 
その他のサポート情報はこちらをご参照ください。
 
ヒント
本バージョンは、ユーザーズサイトよりダウンロードいただけます。
 
 
プログラム
ESET Endpoint Security for macOS
プラットフォーム(OS)
Mac

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関連Webサイト

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