ESET Endpoint Security ARM64対応版 V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の対応が追加されました。
- Windows 11 2024 Update(バージョン「24H2」)への対応【 2024.10.9 追加 】
- Windows 11 2023 Update(バージョン「23H2」)への対応【 2023.11.21 追加 】
- ESET LiveGuard Advanced を有効にすると、送信対象項目の「文書」が有効となりました
■ 変更(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の内容が変更されました。
- 詳細設定にてファイアウォールなどの保護機能がすべて「保護」という大項目の配下に配置されました
■ 修正(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の不具合が修正されました。
- クローン環境においてアクティベーション解除および再アクティベーションを実施すると、アクティベーション状態が保持されなくなる
- Windows 以外のファイアウォールルールが本製品に適用されてしまう現象について
■ ご利用上の注意事項(V10.1.2050.1)
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※1)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※2)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン10」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
■ 既知の不具合(V10.1.2050.1)
以下の不具合を確認しております。
-
ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint Security でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
-
パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
-
「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
-
ログ取得プログラムを実行した際にログが取得できない現象について【 2024.9.3 追記 】
ログ取得プログラムをARM64環境で実行すると、ログ取得が行えない現象を確認しています。
※ 本現象は、2024年9月3日より公開しておりますログ取得プログラムで修正されました。
-
インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗する
V9.0 以前のバージョンから自動アップデート機能 / プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能を使用してバージョンアップした環境で、インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗します。
設定のエクスポートは、
こちらを参照して、設定画面の「設定のインポート/エクスポート」よりおこなってください。
- [修正された電子メールを検査]機能が単独で動作しない【 2024.7.16 追記 】
詳細設定画面 →[保護]→[電子メールクライアント保護]→[メールボックス保護]で[修正された電子メールを検査]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。
現象が発生した場合は、すべて有効の状態でご使用ください。
※ 本現象は、2024年7月16日より公開しております ESET Endpoint Security ARM64対応版 V11.1.2039.3 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- IDSルールを特定のプロファイルに適用するように設定しても、すべてのプロファイルに対して動作してしまう
- 初回アップデート直後にIntel Threat Detection Technology 機能が有効化されない現象について
本機能は2回目のアップデート後に有効化されます。
- USB ストレージのアプリケーション用に作成されたファイアウォールルールが機能しない
- 旧バージョンから上書きインストールした際にローカルサブネット項目が消失する【 2023.11.1 追記 】
旧バージョンから上書きインストールした場合、または旧バージョンで取得した設定ファイルをインポートした場合に、詳細設定画面 →[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[IPセット]→[ローカルサブネット]が消失します。
本現象が発生した場合は、以下のいずれかの方法で復旧してください。
- ESET PROTECT / ESET PROTECT Cloud よりIPセット項目のポリシーを割り当てる。
- 本製品を新規インストールした環境でエクスポートした設定ファイルをインポートする。
※ 本現象は、2023年11月1日より公開しております ESET Endpoint Security V10.1.2058.1 ARM64対応版 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2023年8月29日以降となります。