ESET Endpoint アンチウイルス V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の対応が追加されました。
- Windows 11 2023 Update(バージョン「23H2」)への対応【 2023.11.21 追加 】
- ESET PROTECT Complete または ESET PROTECT Elite のライセンスを使用したESET PROTECT Cloud で、脆弱性とパッチ管理に関する機能が使用可能になりました
- ESET LiveGuard Advanced を有効にすると、送信対象項目の「文書」が有効となりました
■ 変更(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の内容が変更されました。
- 詳細設定にてファイアウォールなどの保護機能がすべて「保護」という大項目の配下に配置されました
■ 修正(V10.0.2045.1 から V10.1.2050.1)
以下の不具合が修正されました。
- クローン環境においてアクティベーション解除および再アクティベーションを実施すると、アクティベーション状態が保持されなくなる
- デスクトップ通知「ネットワークプロファイルが変更されました」項目が存在せず、本通知の有効/無効の設定ができない現象について
■ ご利用上の注意事項(V10.1.2050.1)
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※1)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※2)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン10」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
■ 既知の不具合(V10.1.2050.1)
以下の不具合を確認しております。
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ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint アンチウイルス でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
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パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
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「対話アラートを表示」を無効にしても、「対話アラートのリスト」のアラートが表示される
「対話アラートのリスト」のアラートを表示させないようにするには、[設定画面]-[詳細設定]-[通知]-[対話アラート]の編集より、各アラートの「ユーザーに確認する」のチェックを外してください。
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インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗する
V9.0 以前のバージョンから自動アップデート機能 / プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能を使用してバージョンアップした環境で、インストールオプションの「エクスポート」よりエクスポートしたファイルをインポートすると、インポートに失敗します。
設定のエクスポートは、
こちらを参照して、設定画面の「設定のインポート/エクスポート」よりおこなってください。
- [修正された電子メールを検査]機能が単独で動作しない【 2024.7.16 追記 】
詳細設定画面 →[保護]→[電子メールクライアント保護]→[メールボックス保護]で[修正された電子メールを検査]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。
現象が発生した場合は、すべて有効の状態でご使用ください。
※ 本現象は、2024年7月16日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス V11.1.2039.3 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- IDSルールを特定のプロファイルに適用するように設定しても、すべてのプロファイルに対して動作してしまう
- 初回アップデート直後にIntel Threat Detection Technology 機能が有効化されない現象について
本機能は2回目のアップデート後に有効化されます。
- 旧バージョンから上書きインストールした際にローカルサブネット項目が消失する【 2023.11.1 追記 】
旧バージョンから上書きインストールした場合、または旧バージョンで取得した設定ファイルをインポートした場合に、詳細設定画面 →[保護]→[ネットワークアクセス保護]→[IPセット]→[ローカルサブネット]が消失します。
本現象が発生した場合は、以下のいずれかの方法で復旧してください。
- ESET PROTECT / ESET PROTECT Cloud よりIPセット項目のポリシーを割り当てる。
- 本製品を新規インストールした環境でエクスポートした設定ファイルをインポートする。
※ 本現象は、2023年11月1日より公開しております ESET Endpoint アンチウイルス V10.1.2058.1 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2023年8月29日以降となります。