ESET PROTECT V10.0.15.2 から ESET PROTECT V10.1.29.2 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.0.15.2 から V10.1.29.2)
以下の機能が追加・強化されました。
- SQL Server 2022 がサポート対象になりました
- [検出]画面より、「コンピューター / カテゴリー / タイプ / ハッシュ / 原因 / ユーザー」でグループ化できるようになりました
選択したコンピューターで見つかったすべての検出リストが表示されます。
- 「レポート」に、MDRサービスで利用できる「MDRレポートテンプレート」が追加されました
- Syslogに、「OS / 静的グループ階層 / 静的グループ説明」が連携されるようになりました
- 検索をする際のカテゴリ選択が不要になりました
- Apache HTTP Proxy が導入されている場合、本バージョンへアップグレードを行う際に Apache HTTP Proxy がアンインストールされ、ESET Bridge Proxy がインストールされるようになりました
- ポリシー名が 「Auto-updates」から「Common features」へ変更になりました
また、「ネットワークアクセス保護」の設定項目が追加されました。
■ 修正(V10.0.15.2 から V10.1.29.2)
以下の不具合が修正されました。
- ARM64プロセッサー搭載の端末に対して、「Log Collectorの実行」タスクを実行するとタスクが失敗する
■ ご利用上の注意事項(V10.1.29.2)
- ESET Management エージェントの自動アップグレード機能については、以下のWebページをご確認ください
[Q&A]ESET Management エージェント の自動アップグレード機能を有効、または、無効にするには?
- オールインワンインストーラーを利用してバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください
- 監査ログのレポートを生成するための権限について
監査ログのレポートを生成するためには、ESET PROTECT Webコンソールにログインするユーザーに[監査ログ]の読み取り権限が必要です。
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
ESET PROTECT の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定) |
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
- ESET PROTECT V10.1 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります
HTTPS証明書はAppleで必要な条件を満たしていません |
上記エラーが表示された場合は、管理する端末に合わせて以下の手順を実施してください。