ESET Server Security for Microsoft Windows Server V8.0.12003.1 から ESET Server Security for Microsoft Windows Server V8.0.12010.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V8.0.12003.1 から V8.0.12010.1)
追加・強化された機能はありません。
■ 修正(V8.0.12003.1 から V8.0.12010.1)
以下の不具合が修正されました。
- 修正インストール、または修復インストールをおこなうとネットワーク保護コンポーネントが削除される
- 修正インストールをおこなってもコンポーネントが追加されない
- サーバーコアインストール後に、プログラムのグラフィカルユーザーインターフェースが起動する
- タスクスケジューラーの「次回の実行」の日時がUTC表示になる
■ ご利用上の注意事項(V8.0.12010.1)
- プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能のご利用について
仕様や注意事項は、以下のWebページをご確認ください。
[Q&A]プログラムコンポーネントアップデート(PCU)機能とは?
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
- ESET RMMのサポートについて
ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
- ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください。
【 アップデート可能なプログラム対応表 】
なお、本資料には以下の内容が記載されています。
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム
※ オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している『Windows の「バージョン7~8」向けクライアント用プログラムの場合』の検出エンジンファイルを使用できます。
- IISを使用した検出エンジンの公開について
本プログラムのミラー機能を使用して作成したミラーフォルダーをIISで公開する場合、自己防衛機能が有効で、既定で作成されるミラーフォルダーを指定すると、MIMEの設定で「エラー:アクセス許可がないため構成ファイルを書き込むことができません」とメッセージが表示されます。
IISで検出エンジンを公開する場合は、任意のフォルダー(例:C:\ESETMirror)配下で作成したミラーフォルダーを指定してください。手順の詳細はこちら。
■ 既知の不具合(V8.0.12010.1)
以下の不具合を確認しております。
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- 本バージョンで構築したミラーサーバーに対してHTTPS接続のための証明書を指定すると接続ができない
本バージョンでHTTPS接続のミラーサーバーを構築する際に、[設定]画面 →[詳細設定]→[アップデート]→[プロファイル]→[アップデートミラー]→[HTTPサーバー]→[HTTPサーバーのSSL]より、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]を指定すると、HTTPSサーバーが起動しません。
そのため、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をしようとすると「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
HTTPS接続のミラーサーバーを構築する場合は、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]以外を指定してください。
- 旧バージョンから上書きインストール後に、「コンピューターを再起動する必要があります」のセキュリティアラートが表示される
- 修正インストール実施時に表示されるアラートについて
コンポーネントの追加・削除のために修正インストールを実施後、「フィッシング対策機能が機能していません」のアラートが表示されることがあります。
本アラートはサーバーの再起動をおこなうことで解消されます。
- 監査ログで「設定変更の追跡を有効にする」の設定を変更しても反映されない
監査ログから「設定変更の追跡を有効にする」の設定を変更したにもかかわらず、設定変更の監査ログの出力に反映されません。
監査ログの設定変更後に再起動をおこなうことで、設定変更が実際のログ出力に反映されます。
本現象は、2022年5月10日より公開しております ESETServer Security for Microsoft Windows Server V8.0.12013.1 で修正されました。
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- Office 365アカウントに二要素認証が設定されているとOneDrive検査のアカウント登録に失敗する
二要素認証が設定されているOffice 365アカウントをOneDrive検査に登録すると、アカウント登録に失敗します。
本現象は、2022年7月20日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V9.0.12013.1 で修正されました。
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- ESET Shellで一部の電子メール通知の設定項目が存在しない
ESET Shellに以下の設定項目が存在せず、設定できません。
・アクセスパスワード
・イベントメッセージの書式
・脅威警告メッセージの書式
「イベントメッセージの書式」と「脅威警告メッセージの書式」の項目については、ESET Shellの tools>notifications>email から USE-DEAULT-MSG-FORMAT を無効にし、ESET Shellを再起動することで設定項目が表示されます。
本現象は、2022年1月28日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V8.0.12011.2 で修正されました。
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- ブラウザースクリプトの詳細検査の設定変更時に表示されるアラートについて
以下の設定項目の「ブラウザースクリプトの詳細検査を有効にする」を有効化または無効化すると、「Antimalware Scan Interface(AMSI)統合が失敗しました」というアラートが表示されます。
[詳細設定]-[Webとメール]-[Webアクセス保護]-[基本]-[ブラウザースクリプトの詳細検査を有効にする]
本アラートはサーバーの再起動をおこなうことで解消されます。
本現象は、2022年1月28日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V8.0.12011.2 で修正されました。
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その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。