プリブート認証画面で利用者が「ユーザー名」欄に入力する文字列を設定します。
本項目は必ず入力する必要があります。
上記画面例では「eset」が設定されています。

プリブート認証画面で利用者が「パスワード」欄に入力する文字列を設定します。
暗号化を実施するユーザーで、はじめて暗号化を行う場合はランダムな文字列が入力されていますので、必要に応じて変更してください。
本項目は必ず入力する必要があります。

※ 上記画面例では「abcABC123」が設定されています。

※ 「暗号化を開始する前にユーザーに独自のパスワードを選択するように指示する」にチェックを入れると、上記で設定したパスワードは利用せず、クライアントPCの利用者が独自にパスワードを設定することが可能です。
クライアントPCのパスワードを管理者側で設定する場合、このチェックを外してください。

本パスワード情報は以下の運用をされる際に使用します。

• シングルサインオン機能を利用しない
• 利用者のパスワードを管理者にて設定する

通常「パスワード」欄の入力は「●」表記となり、画面上に入力文字列が表示されません。
本項目にチェックすることにより、入力した文字列が表示されます。

ユーザーアカウントロックまでの回数を設定します。
指定できる回数は1回から254回までの回数です。
上記画面例では3回を指定していますので、パスワードの入力を3回間違えるとそのユーザーはアカウントがロックされます。

チェックを入れると「パスワード試行回数」欄で指定する回数を無制限に設定できます。
無制限に設定していてもプリブート認証画面で「ユーザー名」「パスワード」情報を続けて3回間違えると、PCが再起動します。

同じ文字列のリカバリーパスワードを使用できる回数を指定できます。
指定できる回数は1回から254回までの回数です。
上記画面例では5回を指定しています。
指定回数を超過すると、エラーメッセージ「ユーザーが無効です」と表示されパスワードのリセットが行えなくなります。

回復パスワードを利用したパスワードのリセット方法については下記を参照ください。

チェックを入れると「回復パスワード使用」欄で指定する回数を無制限に設定できます。

「フルディスク暗号化の開始確認」画面で、ユーザーが暗号化を延期できる回数を指定します。
指定できる回数は1回から255回までの回数です。
上記画面例では5回を指定しています。
指定回数を超過すると、強制的に暗号化が実施されます。

この項目にチェックを入れると、ユーザーのFDE詳細設定画面で設定した「ユーザー名」「パスワード」情報をメールでユーザーへ送付します。

本機能を有効にする場合、あらかじめEEEサーバーのコントロールパネル内「SMTPサーバー」設定で既存のメールサーバーを登録しておく必要があります。

この項目にチェックを入れると、シングルサインオン機能を設定できます。

シングルサインオン機能をご利用いただくには、以下の条件が必要です。

• 対象ユーザーがActive Directoryユーザーアカウントを所持している
• クライアントPCがEEEサーバーにて管理されている

​クライアントPCでHDD/SSDの暗号化を開始する前にユーザーのFDE詳細設定画面で設定したプリブート認証用パスワードを入力させて、利用者にパスワード情報を確認いただく機能です。
本機能は利用者にパスワードを設定させず、管理者が指定したパスワードを使って運用する場合に有用です。
クライアントPCには以下のフルディスク暗号化開始確認画面が表示されます。

​
（※画面はEEE Ver.5.1.3のものです。）

Safe Startモードで暗号化を開始した場合、PCを再起動し、Safe Start画面通過後、Windowsにログインしたタイミングで、上記画面が表示されます。

​通常モードで暗号化を開始した場合は、クライアントPCがEEEサーバーと同期したタイミングで、上記画面が表示されます。

クライアントPCにプリブート認証に用いるパスワードを利用者に設定させる機能です。
クライアントPCには以下の画面が表示されます。

（※画面はEEE Ver.5.1.3のものです。）

Safe Startモードで暗号化を開始した場合、PCを再起動し、Safe Start画面通過後、Windowsへログインしたタイミングで、上記画面が表示されます。

​通常モードで暗号化を開始した場合は、クライアントPCがEEEサーバーと同期したタイミングで、上記画面が表示されます。

クライアントPCの暗号化後、利用者にクライアントPC上でプリブート認証用のパスワードの変更を許可する機能です。
本項目にチェックが入っていない場合、利用者は自身のプリブート認証用のパスワードを変更できません。

クライアントPC上には、以下の画面が表示されます。

（※画面はEEE Ver.5.1.3のものです。）

Safe Startモードで暗号化を開始した場合、PCを再起動し、Safe Start画面通過後、Windowsにログインしたタイミングで、上記画面が表示されます。

​通常モードで暗号化を開始した場合は、クライアントPCがEEEサーバーと同期したタイミングで、上記画面が表示されます。

この項目にチェックを入れると、「次へ」で進んだ際、「管理者FDE詳細の変更画面」が表示されます。
EEEサーバーでクライアントPCのHDD/SSDの暗号化を一度も実施したことがない場合、この項目は表示されず、「次へ」で進んだ際、「管理者FDE詳細の変更画面」が表示されます。

​この項目のチェックが外れていると、「次へ」で進んだ際、「管理者FDE詳細の変更画面」が表示されません。
その場合、管理者ユーザーのログイン情報は、前回クライアントPCのHDD/SSDの暗号化の際に設定した「管理者ユーザー名」と「管理者パスワード」と同一の文字列が設定されます。

管理者ユーザーのFDE詳細設定は、以下の画面が表示されます。

（※画面はEEEサーバー Ver.3.6.0のものです。）

詳細については、各項目をご参照ください。