本ページでは、マイクロソフト社のサポートが終了したOS利用を継続する場合の注意事項についてご案内いたします。
ESET Endpoint Encryption製品の動作環境にはマイクロソフト社がサポートを終了したOS(以下、レガシーOS)も含まれますが、レガシーOSには以下のリスクがあります。
- Windowsの更新プログラムが提供されず、サポート終了後に発見されたOSの脆弱性が修正されない
- OSの脆弱性が修正されないため、脆弱性を悪用した攻撃の対象になりやすい
レガシーOSのリスクに対する根本的な対応策は、「レガシーOS搭載PCの入れ替え」となります。
PCの入れ替えまでの期間、少しでも安全にレガシーOSをご利用いただくために、以下の運用の徹底をご検討ください。
- Windowsの更新プログラムをすべて適用する
- 修正が可能な脆弱性はすべて修正します。脆弱性を修正することで、脆弱性を悪用したマルウェアの侵入を減らすことができます。
- PC上の不必要な情報は別のPCに移行、または、削除する
- 今後、どのような脆弱性が見つかるかわかりません。万が一、マルウェアに感染した場合に備えて、PC上の機密情報は可能な限り減らしておきます。
- ESET製品などのアンチウイルスソフトの検出エンジン(ウイルス定義データベース)を常に最新に更新する
- マルウェアは日々新しいものが作成されています。できるだけ多くのマルウェアに対応するためには、検出エンジン(ウイルス定義データベース)は常に最新に更新しておく必要があります。
- PCの用途・利用方法を必要最低限に制限する
- PCの用途・利用方法を制限してリスクを低減します。