本ページでは、管理サーバーESET Endpoint Encryption Server(以下、EEEサーバー)で管理しているクライアントPCのOPALディスクをOPALモードで暗号化する手順についてご案内いたします。
OPALモードにて暗号化できるクライアントプログラムのバージョンは以下のとおりです。
< EEEサーバー Ver.3.0.0の場合 >
- ESET Endpoint Encryption Ver.5.0.3 / Ver.5.0.4
< EEEサーバー Ver.3.1.0の場合 >
- ESET Endpoint Encryption Ver.5.0.3 / Ver.5.0.4 / Ver.5.0.5 / Ver.5.0.7
!注意!
<暗号化を行う前にお読みください。>
- フルディスク暗号化をおこなうと、暗号化対象(HDD/SSD全体またはパーティション)内のデータがすべて暗号化されます。
- Windowsが起動できなくなるなど万が一のトラブルに備えて、暗号化の前にHDD/SSD内のデータのバックアップと、コンピューターを工場出荷時の状態に戻すためのリカバリディスクの作成をおこなってから下記の作業を実施してください。
- 必ずコンピューターをAC電源に接続した状態で下記の作業をおこなってください。
突然の電源断によりデータが破損することを防ぐため、バッテリー駆動中は暗号化作業が一時停止します。
OPALモードによるクライアントPCの暗号化を実施するには、以下の条件を満たす必要があります。
- クライアントPCがUEFIで構成されたWindows10 / Windows 8.1
- クライアントPCのUEFIのバージョンが2.3以上
- OPAL対応のディスクが「TCG OPAL 2.0」をサポートしていること
- クライアントPCにインストールされているESET Endpoint Encryptionのバージョンが5.0.3以上
- サーバーにインストールされているEEEサーバーのバージョンが3.0.0以上