現在ご利用中のバージョンと、バージョンアップ後にご利用予定のバージョンの組み合わせによって、バージョンアップ方法が異なります。
【 クラウド対応オプション、または、クラウド対応オプションLite をご利用のお客さま 】
※ エージェントとセキュリティ管理ツールは、同一バージョンでご利用いただく必要があるため、エージェントのバージョンを 8.x 以降へバージョンアップしないでください。
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◆ 事前確認
セキュリティ管理ツールのバージョンアップをする前に、以下ご確認ください。
セキュリティ管理ツールのバージョンアップ前に、以下のPDF資料で対応OSをご確認ください。
セキュリティ管理ツール
必要なソフトウェアに一部変更があります。セキュリティ管理ツールのバージョンアップ前に、必要なソフトウェアをご確認ください。
動作環境のバージョンを満たしていない、または、32bit版を使用している場合は、
こちらの手順を参考にバージョンアップや、64bit版のダウンロードを実施してください。
◆ Apache Tomcat
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ESET Security Management Center V7.0
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ESET PROTECT V8.0 / V8.1 / V9.0
ESET Security Management Center V7.1 / V7.2
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Windows Server 環境 |
Apache Tomcat 7 以上(32bit / 64bit) |
Apache Tomcat 9(64bit) |
Linux Server 環境 |
Apache Tomcat 7 以上(32bit / 64bit) |
Apache Tomcat 7 / 9(64bit) |
◆ Java
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ESET Security Management Center V7.0
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ESET PROTECT V8.0 / V8.1
ESET Security Management Center V7.1 / V7.2
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ESET PROTECT V9.0
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Windows
/ Linux
共通
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Java 8(32bit / 64bit)
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Java 8(64bit)/ Java 11(64bit)
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Java 8(64bit)/ Java 11(64bit)
/ Java 17(64bit)
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< 手順 >
対応しているデータベースに変更があります。セキュリティ管理ツールのバージョンアップ前に、以下のWebぺージより、データベースのバージョンをご確認ください。
- 管理可能なクライアント用プログラムについて
現在管理しているクライアント用プログラムが、バージョンアップ後も管理可能か、以下のWebページより必ずご確認ください。
[Q&A]セキュリティ管理ツールで管理可能なクライアント用プログラムは?
- Windows Server 環境で、オールインワンインストーラーを利用してバージョン 7.2 以降へバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください。
◆ 事前準備
セキュリティ管理ツールのバージョンアップ前に、以下の手順を実施してください
データベースが動作環境のバージョンを満たしていない場合は、データベースのバージョンアップを実施してください。
※ バージョンアップ前後のどちらのセキュリティ管理ツールにも対応しているデータベースにバージョンアップしてください。
◆ バージョンアップ方法
まずは、プログラム別の上書きインストールへの対応の可否について、以下のPDF資料よりご確認ください。
※ ご利用中のプログラムのバージョンを確認したいお客さまは
こちら。
上記PDF資料を確認後、以下の表に一致する手順でバージョンアップを実施してください。
上書きインストールの可否 |
バージョンアップ手順 |
上書きインストールが可能な場合 |
以下にいずれかの方法で上書きインストールによるバージョンアップを実施してください。
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上書きインストールが不可な場合 |
- 現在ご利用中のプログラムをアンインストールします。
- 新しいプログラムをユーザーズサイトよりダウンロードして、新規にインストールします。
※ 設定の引き継ぎはできませんので、事前にご利用中のプログラムの設定内容をメモするなどしてからバージョンアップしてください。
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< パターン1 >オールインワンインストーラーを利用する(Windows Server 環境のみ)
Step.1 セキュリティ管理ツールのバージョン
本手順は、Windows Server 環境で、セキュリティ管理ツールをバージョンアップする場合にご利用いただけます。
手順の詳細は、以下のWebページより手順書をダウンロードし、「セキュリティ管理ツールのバージョンアップ」の手順をご確認ください。
※ Mobile Device Connector をご利用の場合は、バージョンアップ後に以下のWebページもご確認ください。
Step.2 エージェントのバージョンアップ
クライアント端末にインストールされているエージェントもバージョンアップが必要です。Step.1でダウンロードした手順書の「エージェントのバージョンアップ」をご確認いただくか、
こちらのWebページをご確認ください。
< パターン2 >セキュリティ管理ツールのタスク機能を利用する
本手順は、以下の条件を満たしている場合にご利用いただけます。
【 条件 】
なお、以下の場合は、セキュリティ管理ツールのタスク機能を利用できません。
【 利用できない場合 】
- すでに1つ以上のコンポーネントプログラムがバージョンアップされている場合
- フェールオーバークラスタ環境で利用している場合
- Web コンソール を既定(※1)とは異なるディレクトリにインストールしたセキュリティ管理ツールをバージョンアップする場合
※1 既定のディレクトリは以下の通りです。
OS |
既定のディレクトリ |
Windows Server |
・C:\program files\Apache software Foundation\Tomcat9.0\webapps
・C:\program files\Apache software Foundation\Tomcat7.0\webapps
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Linux Server |
・/var/lib/tomcat8/webapps/
・/var/lib/tomcat7/webapps/
・/var/lib/tomcat/webapps/
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上記の【 条件 】および【 利用できない場合 】の内容をご確認のうえ、【 手順 】を実施してください。
【 手順 】
Step.1 Server / エージェント / Webコンソール / Mobile Device Connector のバージョンアップ
「コンポーネントアップグレード」タスクを実行して、以下のコンポーネントプログラムをバージョンアップします。
バージョン 6 の場合 |
バージョン 7 の場合 |
バージョン 8 / 9 の場合 |
- ERA Webコンソール
- ESET Remote Administrator Server
- ERA エージェント
- ERA プロキシ(※)
- Mobile Device Connector(インストールしている場合のみ)
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- ESMC Webコンソール
- ESET Security Management Center Server
- ESET Management エージェント
- Mobile Device Connector(インストールしている場合のみ)
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- ESET PROTECT Webコンソール
- ESET PROTECT Server
- ESET Management エージェント
- Mobile Device Connector(インストールしている場合のみ)
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※ バージョン 6 からバージョン 7 以降へバージョンアップする場合は、
Step.3の手順を実施してください。
「◆ 事前準備」でダウンロードしたユーザーズマニュアルの「コンポーネントアップグレードタスク」の手順を参考に、コンポーネントプログラムをバージョンアップします。
※ Mobile Device Connector をご利用の場合は、バージョンアップ後に以下のWebページもご確認ください。
Ste.2 RD Sensor のバージョンアップ
「ソフトウェアインストール」タスクを実行して、RD Sensor をバージョンアップします。
手順は、以下のWebページをご確認ください。
Step.3 ERA プロキシ の移行手順
ESET Remote Administrator V6.x で提供されていたERA プロキシは、バージョン 7 以降では廃止されました。
ESET Remote Administrator V6.x からバージョン 7 以降へバージョンアップする場合、HTTPプロキシへ移行する必要があります。
以下の条件を満たしたHTTPプロキシを構築してください。
- ESET のレプリケーションプロトコルが使用するポートの TLS/SSL 通信の転送が可能(デフォルト:TCP/2222)
- HTTP CONNECTをサポートしている
- プロキシ認証をおこなっていないこと(ユーザー名とパスワードを使用していない)
Step.4 エージェントのバージョンアップ
クライアント端末にインストールされているエージェントもバージョンアップが必要です。手順は、
こちらのWebページよりご確認ください。
< パターン3 >コンポーネントプログラムのインストーラーを利用する
Step.1 セキュリティ管理ツールのバージョン
各コンポーネントプログラムのインストーラーを利用してバージョンアップする手順の詳細は、以下のWebページをご確認ください。
※ フェールオーバークラスタ環境で利用している場合は、各クラスタノードで手動でバージョンアップしてください。
- Windows Server 環境でご利用の場合はこちら
- Linux Server 環境でご利用の場合はこちら
※ Mobile Device Connector をご利用の場合は、バージョンアップ後に以下のWebページもご確認ください。
Step.2 エージェントのバージョンアップ
クライアント端末にインストールされているエージェントもバージョンアップが必要です。手順は、
こちらのWebページよりご確認ください。