ここでは、ESET Endpoint Security、および、ESET Endpoint アンチウイルス のデスクトップ仮想化環境への対応についてご案内いたします。
◆ 対応デスクトップ仮想化製品
- VMware Horizon View 5.2 以降
- Citrix XenDesktop 5.5 以降
- クライアントHyper-V
※ サーバー仮想化環境への対応については
こちらをご確認ください。
◆ 対応ESET製品およびプログラム
【 対応ESET製品 】
- ESET Endpoint Protection Advanced(スクールパックを含む)
- ESET Endpoint Protection Standard(スクールパックを含む)
【 対応プログラム 】
- ESET Endpoint Security V6.x / V7.x / V8.x
- ESET Endpoint アンチウイルス V6.x / V7.x / V8.x
- ESET Management エージェント V7.x / V8.x
- ERA エージェント V6.x
< デスクトップ仮想化環境がマスターイメージに復元される環境でご利用のお客さま >
- バージョン 7 以降のクライアント用プログラムは、こちらの手順に従ってご利用ください。
- バージョン 6 のクライアント用プログラムは、ご利用いただけません。
※ プログラムは
ユーザーズサイトよりダウンロードしてください。
なお、ユーザーズサイトへのログインには、EEPA-/EEPS-/ES**-/N***-のいずれかで始まる「シリアル番号」とEAV-で始まる「ユーザー名」が必要です。
※ ESET製品のバージョンによっては、ご利用予定のOSに対応していない場合があります。以下のPDFや弊社Webページを参考に、事前にご利用予定のOSへの対応状況をご確認ください。
※ ESET製品を使用した仮想環境でのウイルス対策を検討されているお客さまに向けて、実装方法・ポイントをまとめた資料を公開しておりますので、ご確認ください。
◆ 注意事項
- デスクトップ仮想化製品の操作や設定についてのお問い合わせはサポート対象外となります。
- ホストOSとゲストOS、または、複数のゲストOSで同時にオンデマンド検査を実行するとパフォーマンスが一時的に低下することがあります。 そのため、オンデマンド検査を実行するタイミングが重ならないよう注意してください。
- VMware Horizon Viewのプール作成時に、仮想デスクトップのWindowsプロファイル、ディスポーザブルファイルをリダイレクトした場合(既定では、Dドライブ、Eドライブ)、デバイスコントロール機能を有効にすると、Windowsプロファイルやディスポーザブルファイルにアクセスできません。仮想デスクトップ環境でデバイスコントロール機能を有効にする場合は、以下のデバイスコントロールルールを作成してください。
設定 |
設定値 |
デバイスタイプ |
ディスクストレージ |
権限 |
許可 |
ベンダー |
VMware |
ルールの順序 |
最上位(先頭) |
[Citrix XenDesktop の場合]
設定 |
設定値 |
フィルタリングモード |
例外付自動モード |
ファイアウォールルール |
向き:内向き
プロトコル:TCP
ポート:80
アクション:許可 |
[VMware Horizon View の場合]
設定 |
設定値 |
フィルタリングモード |
例外付自動モード |
ファイアウォールルール1 |
向き:内向き
プロトコル:TCP
ポート:4172
アクション:許可 |
ファイアウォールルール2 |
向き:内向き
プロトコル:TCP
ポート:32111
アクション:許可 |
- クライアントHyper-VのホストOSへESET製品をインストールする際は、以下のフォルダー・プログラムを検査対象から除外してください。
仮想マシンの設定ファイル |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines\*.xml |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines Cache\*.xml |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines Cache\*\*.bin |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines Cache\*\*.vsv |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Snapshots\*.xml |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Snapshots\*.vsv |
%programdata%\Microsoft\Windows\Hyper-V\Snapshots Cache\*.xml |
仮想ハードディスクドライブ |
<仮想ハードディスクドライブを保存したフォルダー>\*.vhdx |
<仮想ハードディスクドライブを保存したフォルダー>\*.avhdx |