macOS High Sierra 10.13 以降の環境で、以下のESET製品のインストール時などに、「機能拡張がブロックされました」などのメッセージが表示されます。
- ESET Endpoint Security for OS X V6.5 以降
- ESET Endpoint アンチウイルス for OS X V6.5 以降
- ESET NOD32アンチウイルス for Mac V4.1.104 以降
コンピューターは保護されていません。/ コンピューターは完全に保護されていません。 |
上記のメッセージは、macOS High Sierra 10.13 からのOSの仕様変更により、システム拡張モジュール / カーネル拡張モジュールをロードする際にユーザーの承認が必要になったため、ESET製品のインストール時やOSのアップグレード時などに表示されるようになりました。
macOS High Sierra 10.13 以降の環境でESET製品をご利用になる場合は、以下の【 手順 】で、OS側でESET製品の許可をおこなったうえで必ずコンピューターの再起動をおこなってください。
【 手順 】
- 「機能拡張がブロックされました」のメッセージより[OK]ボタンをクリックします。
(※ 画面は macOS High Sierra 10.13 のものです。)
- ESET製品のライセンス入力画面が表示された後に、「コンピューターは完全に保護されていません。」(または、「コンピューターは保護されていません。」)のメッセージが表示されます。
[システム設定を開く](または、[システム環境設定を開きます])ボタンをクリックします。
(※ 画面は ESET Endpoint Security for OS X V6.8.1.0 のものです。)
※ メッセージが閉じてしまった場合は、「アップルメニュー」→「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」をクリックしてください。
- 以下の画面が表示された場合は、「OK」ボタンをクリックしてください。
(※ 画面は macOS Mojave 10.14 のものです。)
- 「セキュリティとプライバシー」画面が表示されるので、「開発者元"ESET, spol. s.r.o."のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。」の[許可]ボタンをクリックします。
※ [許可]ボタンがグレーアウトしている場合は、左下にある「変更するにはカギをクリックします。」をクリックし、ロックを解除してから[許可]ボタンをクリックします。
(※ 画面は macOS High Sierra 10.13 のものです。)

ヒント
[許可]ボタンをクリックしても反応がない場合は、以下をお試しください。
- コンピューターにリモートでアクセスしている場合は、コンピューターに物理的にアクセスし直してください。
- 他のコンピューターへリモート接続しているか、または、他のコンピューターへリモート接続した時のセッションが残っている可能性がある場合は、コンピューターを再起動してください。
- サードパーティのアプリケーション(MagicPrefs、Synergy、BetterTouchToolなど)を使用してマウスやトラックパッドをエミュレートしている場合は、そのアプリケーションを終了またはアンインストールしてください。
- 以下の画面が表示された場合は、「OK」ボタンをクリックしてください。
※ macOS Catalina 10.15 以外では表示されません。
(※ 画面は macOS Catalina 10.15 のものです。)
- 手順2のESET製品のライセンス入力画面にて、以下のWebページをご参照のうえ、製品のアクティベーションをおこなってください。
[Q&A]製品のアクティベーション(製品認証キー、または、ユーザー名・パスワードの設定)方法
- コンピューターを再起動します。

ヒント
インストール後に表示される画面の[再起動]ボタンからもコンピューターを再起動できます。
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(※ 画面は ESET NOD32アンチウイルス for Mac V4.1.104 のものです。)
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※ 本手順を一度実施すると、再度プログラムをインストールしてもメッセージは表示されません。