キヤノンITソリューションズ株式会社
サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
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  • 公開日時 : 2019/10/01 14:05
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Windows Server環境でミラーツールを使用してミラーサーバーを構築するには?

回答

以下の手順で、Windows Server環境でミラーツールを使用してミラーサーバーを構築することができます。
 
 
◆ ミラーツールとは?
 
ミラーツールとは、ESET社から配信される検出エンジン(ウイルス定義データベース)をダウンロードして、ミラーサーバーで配信可能な状態に変換するツールです。ミラーツールで作成したファイルをIISやファイル共有などで公開することで、ミラーサーバーを構築することができます。
 
ミラーツールが対応しているWindows Server環境は以下の通りです。
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server 2008 Service Pack 2
※ ミラーサーバーの構築方法によって、検出エンジン(ウイルス定義データベース)を配布可能なクライアント用プログラムが異なります。
V6.4 以前のクライアント用プログラムをご利用の場合、V6.6 以降のクライアント用プログラム、または、2018年4月9日以降に公開したミラーツールにて構築したミラーサーバーからアップデートすると、検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートを実施している一部のコンピューター、および、サーバーがフリーズする可能性があります。
ミラーサーバーから検出エンジン(ウイルス定義データベース)を配布可能なクライアント用プログラムについては、以下のPDFファイルをご確認ください。
 
※ ミラーサーバーからアップデートをおこなうクライアント端末がMac環境、Linux Desktop環境、Linux Server環境の場合は、ファイル共有で構築したミラーサーバーから検出エンジン(ウイルス定義データベース)を取得することができません。IISなどのWebサーバーでミラーサーバーを構築してご利用ください。
 
※ ミラーツールはLinux Server環境でもご利用いただけます。詳細はこちら
 
 
◆ 事前準備
 
Windows Server環境でミラーツールをご利用になるには、マイクロソフト社提供のVisual C++のインストールが必要になります。
 
2018年12月19日に公開したミラーツールの場合
 
2017年4月25日に公開したミラーツールの場合
 
 
◆ ミラーサーバーの構築手順
 
本手順は、管理者権限を持ったユーザーアカウントで実施してください。
 
※ 本手順は、Windows Server 2016環境を例にご案内していますが、その他のWindows Server環境でも同様の手順で実施できます。
  1. Cドライブ直下に新規で「ESETMirror」フォルダーを作成します。

  2. ユーザーズサイトにログインして、画面上部のメニューから「プログラム/マニュアル」をクリックします。
    ※ ユーザーズサイトへのログインには、EEPA-/EEPS-/ES**-/N***-のいずれかで始まる「シリアル番号」とEAV-で始まる「ユーザー名」が必要です。

  3. 「プログラムの一覧からダウンロード」を選択して、「各種資料・ツール」の「ツール」をクリックします。

  4. 「ツール」内の「Windows Server向けミラーツール」の「ダウンロード」ボタンをクリックして、ミラーツールのzipファイル「mirrortool_Win32.zip」を手順1で作成した「ESETMirror」フォルダーにダウンロードします。

  5. 手順4でダウンロードしたzipファイルを右クリックして「すべて展開」をクリックします。

  6. ファイルの展開先を以下に変更し、「展開」ボタンをクリックします。
    C:\ESETMirror

  7. 手順6で展開した「Win32」フォルダー内に「MirrorTool.exe」と「updater.dll」があることを確認します。

  8. 以下のWebページをご参照のうえ、オフラインライセンスファイルに「offline」と名前をつけ、手順6で展開した「Win32」フォルダーにダウンロードします。
    [Q&A]オフラインライセンスファイルのダウンロード方法

  9. [スタート]メニューを右クリックして[ファイル名を指定して実行]を選択して、「notepad」と入力し、メモ帳を起動します。

  10. 以下のとおりコマンドを入力します。
    cd /d %~dp0
     
    MirrorTool.exe --mirrorType regular --intermediateUpdateDirectory .\mirrorTemp --offlineLicenseFilename .\offline.lf --outputDirectory .\mirror

  11. ミラーサーバーにプロキシサーバーを利用している場合は、手順10のコマンド3行目の末尾に以下の4つのオプションを追加します。ただし、「--proxyUsername」と「--proxyPassword」は、認証が不要な場合は追加する必要はありません。
    ※ ミラーサーバーにプロキシサーバーを利用しない場合は、本手順を実施する必要はありません。手順12に進んでください。
    --proxyHost (プロキシサーバーのIPアドレス) --proxyPort (プロキシサーバーのポート番号) --proxyUsername (認証用ユーザー名) --proxyPassword (認証用パスワード)

  12. 上述の手順11までおこなった場合、検出エンジンのフォルダーが複数作成されますが、クライアント端末のプログラム/バージョンごとに、参照先フォルダーが分かれております。
     
    以下のPDFより必要なフォルダーをご確認のうえ、不要なフォルダーはオプションにexcludedProducts値を設定して取得対象から除外してください。オプションは、手順10のコマンド3行目の末尾、または、手順11のオプションの末尾に追記します。
    ※ 検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダーをすべて取得する場合は、本手順を実施する必要はありません。手順13に進んでください。
     
    オプション
    --excludedProducts (excludedProducts値)
     
    例)ミラーサーバーの検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダーのうち、「v4」「v5」「ep6」「era6」フォルダーが不要の場合
    --excludedProducts ep4 ep5 ep6 era6

  13. ミラーサーバーのアップデート先を、ESET社のアップデートサーバー(インターネット経由)ではなく、別のミラーサーバーの検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダーに指定する場合は、以下のオプションを追加します。オプションは、手順10のコマンド3行目の末尾、または、手順11、12のオプションの末尾に追記します。
    ※ ミラーサーバーのアップデート先を変更しない場合は、本手順を実施する必要はありません。手順14に進んでください。
オプション
--updateServer http://(WebサーバーのIPアドレス):(Webサーバーの動作ポート)
 
  1. 「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックし、手順6で展開した「Win32」フォルダー内に以下のとおりに設定して保存します。
    ● 保存場所 : 手順6で展開した「Win32」フォルダー
    ● ファイル名 : mirror.bat
    ● ファイルの種類 : すべてのファイル(*.*)

  2. 手順6で展開した「Win32」フォルダーに、「mirror.bat」「MirrorTool.exe」「offline.lf」「updater.dll」があることを確認します。

  3. 手順14で作成したBATファイル「mirror.bat」を、タスクスケジューラを使用して定期的に自動で実行するように設定します。
    ※ BATファイル「mirror.bat」を自動ではなく手動で実行する場合は、手順14で作成したBATファイル「mirror.bat」をダブルクリックして実行し、手順34へ進んでください。なお、ミラーサーバー用の検出エンジン(ウイルス定義データベース)の作成にはお時間が掛かります。

  4. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」とクリックして「タスクスケジューラ」をダブルクリックして起動します。
     
    ※ Windows Server 2012 / 2012 R2 をご利用のお客さまは、Windowsの「スタート」画面→「管理ツール」→「タスクスケジューラ」とクリックします。
    ※ Windows Server 2016 をご利用のお客さまは、Windowsの「スタート」メニュー→「Windows管理ツール」→「タスクスケジューラ」とクリックします。

  5. 「タスクスケジューラ ライブラリ」を選択して右クリックし、「基本タスクの作成」をクリックします。

  6. 「基本タスクの作成」画面が表示されるので、タスク名「MirrorTool」を入力して、「次へ」ボタンをクリックします。

  7. 「タスクトリガー」画面が表示されるので、「毎日」にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。

  8. 「毎日」画面が表示されるので、任意のタスクの開始年月日と時間を設定して「次へ」ボタンをクリックします。

  9. 「操作」画面が表示されるので、「プログラムの開始」にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。

  10. 「プログラムの開始」画面が表示されるので、「参照」ボタンをクリックします。

  11. 手順14で作成したBATファイル「mirror.bat」を選択して「開く」をクリックします。

  12. 「次へ」ボタンをクリックします。

  13. 「完了」ボタンをクリックします。

  14. 手順26で作成した「MirrorTool」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

  15. 「MirrorTool のプロパティ(ローカル コンピューター)」画面が表示されるので、「全般」タブを選択して「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックします。

  16. 「トリガー」タブを選択して「編集」ボタンをクリックします。

  17. 「繰り返し間隔」にチェックを入れ、「繰り返し間隔」と「継続時間」の設定をそれぞれ変更して「OK」ボタンをクリックします。(例:繰り返し間隔「1時間」/ 接続時間「無期限」)

  18. 「OK」ボタンをクリックします。

  19. 「このタスクを実行するユーザー アカウント情報を入力してください。」画面が表示された場合は、現在ログインしているユーザーアカウントのユーザー名とパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
    ※ 本手順は、管理者権限を持ったユーザーアカウントで実施してください。

  20. 「×」ボタンをクリックしてタスクスケジューラ画面を閉じます。
    ※ 手順21にて設定した時間になったらミラーサーバー用の検出エンジン(ウイルス定義データベース)が作成されます。なお、初回の検出エンジン(ウイルス定義データベース)の作成にはお時間が掛かります。

  21. Windowsサーバー上で有効にしたIIS、または、ファイル共有を利用して、BATファイル「mirror.bat」の実行後に作成された「eset_upd」フォルダー内にある、検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダーを公開します。
     
    公開する検出エンジン(ウイルス定義データベース)フォルダーのパスは以下の通りです。
    C:\ESETMirror\Win32\mirror\eset_upd\(検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダー名)
     
    例)検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダー「ep7」を公開する場合
    C:\ESETMirror\Win32\mirror\eset_upd\ep7
     
    ※ IISで検出エンジン(ウイルス定義データベース)のフォルダーを公開する場合は、以下のWebページの「2. IIS環境の構築 < Webサーバーでの作業 >」もあわせてご確認ください。
    [Q&A]IISを利用して検出エンジン(ウイルス定義データベース)を公開する手順
 
 
◆ 各クライアント端末での操作
 
以下のWebページの「Ⅱ.各クライアント端末での操作」をご参照いただき、クライアント端末側で検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデート設定を変更してください。
 
ヒント
既にミラーツールを使用してミラーサーバーを構築しているお客さまで、新しいミラーツールに差し替えてミラーサーバーの再構築をおこなう場合はこちらをご参照ください。
 
 
プラットフォーム(OS) : 
Windows Server

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