Mac環境で、ESETプログラムをインストール後、機能拡張を有効にしようとしても、以下のような趣旨のメッセージが表示されて有効化できない現象についてお問い合わせをいただいております。
- ESET Real-time File System Protectionを有効にできませんでした
- ESET Web and Email Protectionを有効にできませんでした
- ESET Network Access Protectionを有効にできませんでした
本現象の詳細は以下の通りです。
◆ 対象製品
◇ 個人向け製品 / SOHO向け製品
- ESET HOME セキュリティ アルティメット
- ESET HOME セキュリティ プレミアム
- ESET HOME セキュリティ エッセンシャル
- ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック
- ESET スモール ビジネス セキュリティ
- ESET NOD32アンチウイルス
< 旧製品 >
- ESET スマート セキュリティ プレミアム
- ESET インターネット セキュリティ
◆ 対象プログラム
- ESET Cyber Security
- ESET Cyber Security Pro
◆ 原因
Mac側の認証データベースが何らかの要因により破損した結果、ESET製品のシステム機能拡張をインストールすることができなくなったことが原因です。
◆ 対応策
以下の手順にて、現象が改善するかをご確認ください。
- 現在インストールされているESET製品を完全削除してください。
- OSを再起動します。
- OS起動後に[ターミナル]を起動します。
< ターミナルの起動方法 >
(1)Macのデスクトップ画面を開いた状態でキーボードの[Command]キーと[Shift]キーと[U]キーを同時に押します。
※[Command]キーと[Shift]キーと[U]キー[F5]キーを押しても画面が切り替わらない場合は、[Finder]→[アプリケーション]→[ユーティリティ]を開きます。
(2)[ターミナル]をダブルクリックします。
- 以下のコマンドの文字列を[ターミナル]画面内に入力し、[Retrun]キーを押します。
security authorizationdb write com.apple.system-extensions.admin authenticate-admin-nonshared
※ 上記のコマンドは[ターミナル]にコピー&ペーストして入力できます。
※ コマンドが成功すると YES (0) と表示されます。
- 設定を読み込み直すためにOSを再起動します。
- 以下のWebページから ESET Cyber Security を再インストールして、システム機能拡張画面を有効にできるかどうかをご確認ください。
【 プログラムを再度ダウンロードするには 】